クルマで出かけた帰り道、必ず目にする、縁石と道路のわずか数ミリのスキマに生えるビロードモウズイカ(去年名前が判明した)。気がついて二年目なのですが、去年のものが黒い棒状に立ち枯れたまま、さらに今年のものがさらに大きく棒状に立ち枯れています。
先代と並んで立ち枯れるビロードモウズイカ


今年6月の状態はこうでした

ビロードモウズイカ(学名:Verbascum thapsus)はヨーロッパおよび北アフリカとアジアに原産するゴマノハグサ科モウズイカ属の植物である。アメリカとオーストラリア、日本にも帰化している。
ビロードモウズイカは、大きな葉のロゼットから伸長した長い花穂に黄色い小花を密集し、高さ2メートル以上にもなる毛深い二年生植物である。
とあります。前に見たときより、内容が豊富になっているような気がする・・・


中央分離帯をコンクリで固めたせいだな
国や水戸市、予算がないのでしょう・・・家の前の路側帯の草刈りなんか、冬前に一回だけ・・・今年はスライドモアでずいぶん回った後だったので、業者はラクできたのではないでしょうか・・・
手間のかかる中央分離帯の植木や芝などの手入れができないらしく、どんどんコンクリートで固める方向に行っています。中央分離帯が植物だとゴミ問題もありますしね・・・


そういえば、ネコが好んでウ○コするのも芝の上だなあ・・・そしてそっとその上に葉っぱを乗せる・・・コンクリの上にするのはあまり見たことがない。人間もネコと同じ動物である以上、同じような思考回路だとしても不思議じゃありません。
↑こんな風に固められている分離帯が本当に多くなりました。
コンクリートで固めれば、メンテナンスの期間を大幅に伸ばすことができます。もしかしたら、「言われたら刈る」というスタンスかもしれません。
そこへビロードモウズイカのチャンスがやってきます。この植物、他との競合にあまり強くないくせに、スカッとした手入れのされていない広い場所を好むのだそうです。まわりは道路なのでスカッとしているし、当然道路上には他の植物は生えません。
草刈りのおじさんもやってこないとなれば、もうビロードモウズイカのチャンスですねえ・・・
このまま行くとどんどん年式が重なってどんどん巨大化していきそうです。