トラクターの写真が撮りたくて、北のほうへ行ってきました。何気なしにスマホのお勧めする道を見ると常磐道はもう仙台へ抜けています。「そういえばそんなニュースやっていたな・・・」と常磐道を最後までを走ってみることにしました。(今までだと常磐道→磐越道→東北道という流れでした)
走るまで忘れていたのですが、常磐道は福島の帰還困難区域を通ります。
初めのうちは乗ったときから続く大場町と変わらない田園風景だったのですが、だんだん様子がおかしくなってきます。何だか人の気配がしなくなってくるんです。そしてどこもかしこも緑、緑、緑・・・
多分田んぼであろうという場所に植わっているのは稲ではなく、ただの草のようです。そして田んぼも畑も山も家もまったく区別なく、切れ目なく・・・緑の塊のように見えます。
わかりにくいですけど動画です(これも帰りのもの)
よく、心を亡くすと書いて「忙しい」などと言いますが、僕は忙しかったのか、まったく意識が向いていなかったので、不意打ちを喰らってしまった感じがしました。今、島地区では稲刈りをしていますが、同じ田んぼがこの場所ではこの状態なんです。