昔の人の発明

今日は出かけるのが早いので写真も絵もなしです。

小学校のおとうさん懇親会へ完全アウェーな感じだったのですが、行ってきました。

色々お話をうかがっているなかでとても興味深かったのは、参加した人たちみんなが簡単にいうと「もっと顔を合わせるひとのことを知りたい」と思っているようだということです。

このあたりで驚くのは年長者が人の情報をたくさん持っていることで、とにかくどこの誰が誰と同級生でどこの誰と結婚していてどんな仕事をしている・・・と細かい情報を持っていて、そのことを知らない人も、たちどころに自分の情報と付き合わせ、共有し、自分のファイルにしまい込んで次に備えています。

そうやって少し遠くても顔を合わせる人の情報はどんどん増えていくみたいなんです。

「そういう情報とネットワークを今のおとうさん世代も持ちたいと思っている」ということにとても興味を持ちました。今はせいぜい半径20mのところに住む人の情報(といってもせいぜい名字とか、言っても家族構成ぐらい)を知ってるか知らないかあたりが普通だと思います。

それからすればおとうさんがたは十分広い交流を持っていると思われるし、自分たちの親父世代に反発しそうなものですが、そのディープな関係を羨ましいと思って、実際にその行動を起こすというのがとてもおもしろいと思いました。

そして、ちゃんとお酒でスイッチが入って懇親パワーを発揮しちゃう!

興味深いとかおもしろいとか書いていますが、うまい言葉が見つかりません。面白いというのも単純すぎて違うし、興味深いというのも離れて見ているようで少し違うんです。そのうちうまい言葉を発明したいと思うのですが、なかなか見つかりません。「いとをかし」でしょうかね? よくわからないけど。

そして、そのためのツールが言ってみればお母さんたちに不評な酒飲みなわけです。結局、今はイベントとナントカの会と名を変えたりしていますが、今も昔も懇親と情報収集のツールはお祭りとか酒飲みなんですね。

情報収集(飲み会)は思い違いによる摩擦やトラブルを避けるための知恵なんだとお母さんがたにも理解してもらわないとならないですね。もちろん、もっとお金がかからなくて同等の効果が得られるものを考えるのもひとつの手ですけど・・・お祭りを発明したり飲み会を発明したり、昔の人はすごいなあ。

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