故障したのか、新しいのを買って使わなくなってしまったのか・・・農機具はスクラップの山の中でもちょっと光っています。
本来の役割を100%果たすことはもう無理になってしまったけれど、ただの素材に比べれば人の手がたくさん掛かっている分、20%なり50%なり果たすことができそうに思えてしまうのは、僕が「これは何かに使えるんじゃないか」(実際にはまずそんなことはない)なんて何でもとっておく心持ちの持ち主だからでしょうか?
なんだかちょっとの滞在なのにものすごい数の写真を撮っています。
というわけで昨日からの「モノが捨てられません」続きです。
一つの事しかできないから、新しい人が入ってくると立場的にツライ
確かに新しいコンバインを買ってしまうと、性能差がありすぎて古いコンバインを使うことはまずなくなってしまうでしょうね。コンバインは大きいし、置き場所に困ってしまうのでしょう。
田植機がスクラップに出されていたのもコンバインと同じで、一つの事しかできないからなんだろうな・・・5条植の僕。そこへ仕事のできる6状植えの新人君がやってきたけど仕事量はもとのまま・・・
きゃー! 人間にも当てはまりそうで恐いっ! 今から考えて色々やっておかなくちゃ。
これなら心臓が強そうなので問題なく使えそうです。エンジンは強いなあ・・・色々役に立つ。
まったく稼がなくても、仕事しなくても、役に立つ。
一方、僕がこういうスクラップの山を見てちょっとワクワクしているのと同じように、経済活動と無関係に役に立つということもあるようなのです。
この会社の社長さんによれば、これは趣味なのだそうです。刺激的で変化に富んだ携帯ゲーム機やSNSと比べようもなく、古くなって子供に見放されたロボット。
もしかしたら、子供の頃これで遊びたかったのかもしれません。とはいえ、別にこれで今、遊ぶわけではないそうです。だだあるだけで嬉しいんだそうです。
確かに僕もこういう機械をひっくり返して、「中身を全部出して欲しいものだけ取り出したい!」と思わないでもなかったです。
「ゴミというのは一面的な見方で、世界のどこかにそれが納まる場所があるはず」と考えている竹とんぼの彼女ではないですが、「不要品として」誰かの手を離れた「モノ」が必要とされた人の手に渡った・・・
欠けたジグソーのピースが埋まったという姿を見たように思います。おもしろいなあ。
shiroemodonさん こんばんは
CA180、ベストセラーだったんですね
それだけにスクラップとして目にする機会があったのかもしれません
shiroemodonさんの家の3条刈りは酷使されてきっと喜んでいると思います
コンバインとして生まれたからには、できることなら鉄筋になるよりコンバインのままでいたいでしょうから
CA180は懐かしいです
当家でも同機を使用して稲刈りをしていた時期がありました。祖父の膝の上に座り、直線だけ操縦した記憶があります。
こちらの地域では、15年前ぐらいは多くのCA180が活躍してました。ただその後、処理能力が低い2条刈りは早々と姿を消しました。今では委託生産者が増え4条刈りが主流となり、2条刈りはある意味珍しい機体となりました。
とまあ、4条刈りが主流と書きながら、低馬力3条刈りを酷使している当家ですが…