先日、水戸市大場町島地区の排水機場にある1964年製、クボタ4気筒ディーゼルエンジンを見てきました。(排気量、形式などはよくわかりません)現在はモーターに置き換えられていて稼働していないのですが、きっと何かあった時には短期間で復活するでしょう。
口径550ミリクボタポンプ
クボタ減速機
モーターは飛ばしてクボタディーゼルエンジン
興味深いわらしべ長者式エンジンスタート!この巨大なエンジンをどのように始動するのかMさんが教えてくれました。
(言い切ってますが、想像も含まれているので不正確です)
そしてその圧搾空気をスターターに使って重いフライホイールを回し、エンジンをかけるそうです。これで合ってます?
それにしても毎日たいへんな手順を踏んでエンジンをかけていたんですねえ・・・
そしてこれがマフラーだったとは・・・
一番ビックリしたのはマフラーというか排気管です。
水が出た時など、一晩中動くこともあったでしょうからうるさかったでしょうねえ・・・ドコドコと・・・
毎日こんな手順でエンジンをかけなくてはいけなかったのに比べ、モーターならスイッチ「ポン」です。ずいぶんと手間が減ったと思います。
それにしても動かない機械というのはちょっと寂しいですね。
Mさん おはようございます
あれれ・・・すみません・・・忘れてたんですね!
たぶんその時もきっと感心したと思うのですが
何度でも同じことで感心できて忘れっぽいのも悪くないなあ・・・と思いました
山葵さんのおっしゃるとおりです。燃焼室にエアーを送り込んでとnoraに説明したはずなのですが・・・
昔は、ゲリラ豪雨や、河川上流部の開発などもなくて、コンプレッサーを回してエアーをためてのんびりエンジンをかけていられたのですが、今では、湛水被害が増大し、排水機場の改修を計画中です。
山葵さん こんにちは
大きなエンジンを人力で始動する知恵ですね!
大戦中のジェットエンジンもゲットした画像ではスターター用に2ストの小さなエンジンがついていました
そうなんですか!
フライホイールをエアで回すのかと思っていました
確かに燃焼室に直接入れちゃえばシンプルです・・・よく考えてあるんですね
もちろんプロの仕事ですからそうなのでしょうけど、感心しちゃいます。
OPさん こんにちは
カッコいいですねえ
ちゃんと役に立つ形で動いているとさらにいいです
コイツを有事の際、僕では復活させる知識と経験がないのが残念です
これはデコンプレバー?
独立噴射ポンプの連結コントロールラックに繋がってるレバーの様ですから、恐らく
無噴射位置まで強制的に引っ張るレバーかと思われます。
よく、デコンプで停止させたりする人がいますがエンジンの種類によってはピストンヘッドに
バルブを激しく衝突させたり、プッシュロッド周りを無駄に磨耗させたりと、ろくなことがありません。
手回し程度の回転数なら知れてますが、運転中のデコンプは取扱説明書の指示に従うべきです。
セルモーターでは始動できないほどの大型エンジンは圧縮空気で始動させるものがおおいですね
最悪の非常用で人力コンプレッサー始動なんてものもあったそうです(ロシアの戦車?)
DB張りの白いベラルーストラクターに空冷ガソリンのセルエンジンが付いていたのを見たことがあります
ドイツのタイガー戦車も昔の戦闘機もクランクハンドルで始動できたのだから人間の知恵ってたいしたものですね(笑)
セルの部分がエアモーターになってるのではなくて
燃焼上死点のタイミングでエアを燃焼室にバルブで送り込んで回転させる仕組みで
バルブタイミングも始動用のタイミングに切り替える仕掛けが付いてます
そのため始動初めに上死点をしっかり出す指示があるのですね。
美しい筆記体のクボタロゴは確かクランク室を観察出来なくなったかフライホイルがスタート
ハンドル側1枚になった石油発動機がデビューした頃に消滅したはずです。
自分はこういうの好きですけど。
キー一発のコモンレールエンジンも便利ですが、
グローを焼いて、
デコンプ抜いて、
空気をおくって、
デコンプ戻して始動
ってなんかカッコ良くないですか?
こういう古いモノをただ飾るのではなく、
有事の際には再び動いて街を救ってくれたりすると、
フェイルセーフとしても、
ストーリー的にもサイコーです(笑)
https://www.youtube.com/user/semidiesel/videos