今日は先日の脱力観光ツアーその1の続き、日本三大瀑布と呼ばれる茨城県は大子(だいご)町にある、ふくろだたき「袋田の滝」脱力観光ツアーその2です。
袋田の滝は台地の切れ目から水がこぼれ落ちている感じなんですね・・・
その1は滝への参道? を歩いているところでした。
お不動さん、お地蔵さん・・・参道のお店に混じって神仏が並んでいる感じ・・・看板には・・・
以下、やたら長いですがお付き合い下さい。
袋田水子供養尊
水子の供養
私達が人間の世界に生まれてくるのは容易なことではありません
せっかくこの受け難い人の身を受けるはずであった小さい
生命(いのち)が親のいろいろな事情によって
生まれながらにしてすぐ亡くなったり、あるいは暗の中に葬り去られてしまい
そして、それらの霊の大半は墓もなく位牌もなく霊界にも行けず
中有に迷って居ることは誠に悲しい因縁であります
しれが霊障となり、家庭にしらずしらずの内に禍し
不幸を招いている例は数限りなくあります。それで、それらの小さい諸霊を供養し、霊障を除き
家庭の悩みをなくすためこの地蔵尊を建立したのであります昭和56年4月25日
袋田水子地蔵尊
更に行くとトンネル&エレベーターの料金所があります
1979年製、
袋田の瀧トンネル
1979年12月
茨城県
延長276.6m 幅4.0m 高 3.0m
設計監理 茨城県建設コンサルタント
施工 株式会社 鴻池組エレベーターには、ペット類は乗せられません。
とあります。
「袋田の滝胎内観音縁起」として説明板がありましたが、よく読めません。昭和55年(1980年)とかろうじて読めるので、トンネル完成とともに、これらの神様たちが一気に現れたのではないでしょうか?
やっと滝です
こう書いてあります。
日本の滝百選
袋田の滝
森と水と山の国日本には、いたるところに名爆があります。深緑の断崖から落下する純白の滝を、先人たちは「神」とあがめ、かけがえのないふるさとの遺産として残してくれました。
その清く尊い御地の滝が、全国から公募した「日本の滝百選」に選ばれました。
美しい日本の自然を象徴するこの名爆がいつまでも汚れることなく、子孫に継承されるよう祈念いたします。
一九九〇年四月二八日
緑の文明学会
グリーンルネッサンス
緑の地球防衛基金後援・環境庁・林野庁
なんだか不思議な選定母体です。緑の文明学会は調べてもパッとは見当たりません。グリーンルネッサンスはグリーンルネッサンス推進事業というものを農林水産省でやっている書類があったのでそちらかなあ・・・
緑の地球防衛基金というのはありました。公益財団法人緑の地球防衛基金というのだそうです。(http://green-earth-japan.net/)
ウィキペディアによれば
公益財団法人緑の地球防衛基金(こうえきざいだんほうじんみどりのちきゅうぼうえいききん)は、地球上の緑の保全・再生、砂漠化防止および環境保護の推進に寄与することを目的として設立した団体。公益財団法人に移行する前の主務官庁は、環境相及び外務省。
だそうで、ほんとうに色々な仕事があってビックリしてしまいます。
袋田の滝
この滝は別名「四度の滝」とも呼ばれています
西行法師が この滝を見て感嘆し「これは四季に一度ずつ来て見なければ真の風趣は極められない」といって季節の移るたびに訪れたと伝えられています昭和54年12月15日 大子町長 宮田 秀二郎
と書いてあります。
四度の滝
こういうトンネルがなかった頃はこんなに近くで滝を真正面から見ることはできなかったんでしょうね。
だからエレベーターで登って上から見せるんだ・・・