またしても関係ないお話ですが・・・冬はどうしてもこうなっちゃいます
ホンダワークスライダーのエルダーロドリゲスのマシンです。本当にすごいなあ・・・と思います。ワークスマシンですよ!
お世話になっているところ(野口装美:右のお気に入りのリンクにもありますけど)がスゴいことになって嬉しいです。
今となっては重要性に少しは気がついてそんなことにはなっていませんが、僕、以前は「シートなんて何でもいいや」って、表皮が固くなって破れてカステラが飛び出し、プラスチックのベースが剥き出しになったまま乗ってました。
トラクターのシートでおなじみですよね。(あれ、妙に親近感が湧きます。雨の後はいつまでもケツは濡れるし、不快きわまりないです。)
そもそもそんなひどい状態で乗っていて「見てらんない」と、直してもらったのがお付き合いさせてもらうきっかけだったかもしれません。
バイクシートの立ち位置を確認してみよう
ウィキペディアの生物の分類という項目を見ると、このようなツリーが描けるみたいです。これをこの話に当てはめてみると・・・(おもしろいからやってみるだけで、たいした意味はありません)
まっ、テキトーですけど
広い意味での機械のうち、その中の据え置きでない移動体、そのなかで軌道によらず、自分の意思で動くことのできる自動車と言えるものの中の、
二輪で動くもの、その中で主に不整地を走るオフロード車の中の、競技カテゴリーでクロスカントリーレイドの中の、車両構成部品の中の、主に操縦安定性を司るものの中の、・・・座席というわけです。
前フリがひどすぎて意図とは逆に矮小化されちゃったかも・・・とにかく、とにかく、その世界でアタマをとったということです。これって願っていてもなかなかできない、すごいことだと思います。
行動×時間+運
僕なんかも買ってもいないのに「宝くじ当たんねえかなあ」なんて思いますが、そんなレベルじゃなくて、常日頃からイメージを持って製品を作って、きっとそうなることを願って、チャンスを捉える反射神経というかセンスを磨いてきたんだろうなあ・・・って思います。
頭の中で願ってるだけじゃなくて、諦めずにある程度の時間行動し続けた人たちの上に訪れる、一つだけのチャンスを「サッと掴んだ」のだと想像します。
行動×時間+運+アンテナ+センス
「棚からぼたもち」・・・棚からぼたもちが無限に落ちてくるわけもないし、少なくとも棚の下に居なくちゃいけないし、棚の下には結構人がいるし、そこで寝ててはぼたもちは拾えない。
「瓢箪からコマ」・・・瓢箪を少なくとも開けてみないといけない。たくさん瓢箪を開けてみてこそのコマ。
やっぱり、アタマで思っているだけじゃなくて、行動し続けなくて、アンテナ張ってないとチャンスもないんだなあ・・・って思いました。やらねば。
今年は1月5日から
特派員による東京モータショーの写真、残り
OPさん
確かに単車のほうも、昔はただお尻が納まればいいって感じでしたが
今は体重移動をしやすい形状や
低反発高反発材料の組み合せのサスペンション効果
加速時にどこまでお尻が滑って行かないような滑り止め
いろいろな知見が入って機能部品の一つになってますね
グラマー、専門メーカならではのカッコよさですね!
馬力や機能の進化ばかりに目が行きがちですけど
こういったものも含めての作業性が重要だと僕も思います
いえいえ!いつだって大歓迎です!
オフロードバイク同様(立ち乗りしてる時もあるでしょうが)、
常に不整地を走行し続けるトラクターにとっても、
シートはオペレーターを守る大事な装備のひとつです。
座り姿勢での腰への負担は立って歩く時の数倍、
圧力にすると数百kgにもなる場合があります。
舶来トラクタでは古くからサスペンションシートの開発が進んでいますが、
国産で本格的なサスペンションシートが標準装備になったのは最近の話です。
自分のお気に入りはここです。
http://www.grammer.com/produktwelten/seating-systems/landmaschinen.html
今や世界中のトラクタに広く搭載されています。
最上級グレードのエボリューションになるとウン十万円するらしいです。
腰痛持ちの自分も当然飛びつくわけで、
これらのサスペンションユニットをネットや機械屋さんに頼んで取り寄せ、
純正クッションと組み替えて自分だけの組み合わせで使ったりしています。
古いトラクタ用でも鍛冶屋さんに部品を作ってもらい、
確実に動作するように維持しています。
安全フレームと合わせてオペレータにとっての命綱と言えるのではないでしょうか!!
大晦日にまでトラクターの話ですみません(笑)