結局「けいてぃー」は「これだっ!」というような感動のないまま決定されました。僕の印象ですが「Katy and the Big Snow」というこの本の出た1943年当時、キャタピラ付トラクターは普及していたでしょうが油圧の排土板や除雪アタッチメントは珍しいものだったようです。大量生産の「吊るし」で売っているような機械ではなく、それぞれ使う人が工夫していたのだと想像します。
息子のために絵本を出したということなので、あちこちで見かけるというよりは自分の町で見る除雪車を絵本にしたのでしょう。きっと町(じおぽりす)の「どうろかんりぶ」に勤める技師が優秀なアイディアマンで何かの油圧装置を組み合せて「けいてぃー」を運用していたに違いありません。これぞ「けいてぃー」というようなぴったりくる写真がないのは(あったとしてもネットで見つからないのは)そんな理由なんじゃないかな・・・なんて思います。
ちょうど背中に油圧用油タンクを背負っているみたいな「取って付け感」が日の本コンバックみたいじゃないですか!あれだってまだ大メーカーの大量生産・・・ってところまでは行っていない感じですもん。
考えてみれば工夫の好きな鍛冶屋さんと機械好き農家が各地方で育ててきた農業機械をモデルにした絵本があったとして、そのモデルとなった機械をぴったり探すのはムズカシイというか、無理だよなあ・・・それぞれの地方で独自に色々なタイプに育ってきちゃうもの・・・
ある意味、だんだん大きな企業が技師や鍛冶屋さん個人の工夫や考えるのを肩代わりし、その工夫の乗った製品をたくさん作ってコストを下げて使う人に提供してくるようになったんですよね
使う人個人はもう考えなくてもよくなって、鍛冶屋さんも商売替えしちゃって・・・そんな時代だったら写真もたくさん残っているはずです。
・・・あっ!もう時間がなくなっちゃった
papayoyoさん おはようございます
僕もこの状況で、雪に塞がれて静かな町を「けいてぃー」が「ちゃっちゃっちゃっ」と走り回っているのを想像していました
古くてもイザという時に役に立つ「けいてぃー」や「けーこ」みたいなのがいたらどんなに助かることでしょう
僕がすごくおもしろいと思ったことですが、このような反応を頂けて嬉しいです
答えが見つからないのもまた良し・・・ですね
・・・でも、知りたいですねえ・・・
はじめまして。
大雪の続く中、「じょせつしゃ」検索でたどり着きました。クルマの絵本を蒐集、紹介している者で、この絵本も大好きな一冊です。
非常に詳解、執念を感じる調査記録、楽しく拝見させていただきました。
これは当方ブログで紹介する価値ありと思い、勝手ながら記事にさせていただきました。
答えが見つからないのもまた良し。バートンさんが何を見て描いたのか、想像するのもまた一興ですね。
Dさん おはようございます
いろいろと調査ありがとうございました
とはいえ 終ったようで終ってない感じでもあります
!?
KTファン冥利に尽きる企画でした。
まさしく絵本に書いてあるとおり
Nothing can stop her!
KTファン冥利に尽きる企画でした。
まさに絵本に書いてあるとおり。
Nothing can stop her!