ハグロトンボかなあ(表は地味でも裏はゴージャスなお嬢様)

ハグロトンボだと思います ♀なのかなあ
ハグロトンボだと思います ♀なのかなあ

庭を羽根の黒いトンボがふわふわひらひらと飛んでいます。写真を撮りたかった「チョウトンボかな?」と思ったのですが違ったようです。

ハグロトンボかなあ・・・色が地味だからメスかもしれません。川端ではよく見るのですが、ここまで飛んでくるのは初めて見ました。柿の木にとまったのでそっと近づいてみました。

閉じてた羽根を何かねじるようにゆっくりと開いてはまた閉じ、そしてゆっくりとまた開くをくりかえしています。木陰で薄暗いため、フラッシュを焚くとビックリするのか開いた羽根を閉じます。

少しずつ そ〜っと そ〜っと近づいて近づいて撮った写真 もう鼻先です。 ピントが合い切らないくらいまで近づきました。
少しずつ そ〜っと そ〜っと近づいて近づいて撮った写真 もう鼻先です。 ピントが合い切らないくらいまで近づきました。

飛んでいるところを見るぶんには羽根は何だか艶消しだし、色も黒っぽくて地味ですが、近づいてみるとその裏地は黒や金にスパンコールをちりばめたようなゴージャス仕様。奥さまはお金持ちっぽいです。

オスのほうは飛んでいてもわかるようなエメラルドフルー仕様らしいです。

去年の写真ですが、これがハグロトンボのオスなのかなあ・・・
去年の写真ですが、これがハグロトンボのオスなのかなあ・・・

ウィキペディアによれば

ハグロトンボ
成虫の体長は 57-67mm、後翅長 35-44mm ほどで、トンボとしてはやや大型。雌の方が雄より若干大きいが、大差はない。翅が黒いのが特徴で、斑紋はなく、雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢があるのに対し、雌は黒褐色である。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングしたりせず、チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたく。その際、パタタタ……と翅が小さな音を立てる。

成虫は5~10月頃まで見られ、とくに7~8月に多い。主に平地から低山地のヨシなどの挺水植物や、エビモ、バイカモなどの沈水植物などが茂る緩やかな流れに生息する。幼虫は、おもに夜半から早朝にかけて、挺水植物などに定位して6~7月頃に羽化する。羽化後の若い個体は薄暗いところを好み、水域から離れて林の中で生活するが、成熟すると再び水域に戻り、明るい水辺の石や植物などに止まり縄張りを張る。

なるほど〜 若い個体なら水辺を離れてここまで飛んできていてもおかしくないわけですね。ということは奥さんじゃなくてお嬢さんだったのでした。

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“ハグロトンボかなあ(表は地味でも裏はゴージャスなお嬢様)” への2件の返信

  1. itotonbosanさん おはようございます

    トンボお詳しいんですね!
    イトトンボ?のたぐいは繊細で美しいと思います
    確かによく見るとやっぱりトンボなので怖い顔です

    僕は近所でヒヌマイトトンボが見つからないかなあ・・・なんて
    川原の草刈りの時はいつも注意しています
    でも、見つからないですね

  2. ハグロトンボ雄もミヤマカワトンボ雄と同じく
    腹部が青緑色に光るので暫く見とれてしまいました。
    雌には偽縁紋がありませんが,腹部が褐色なので辛うじて分かります。
    口元には牙らしいものが見え怖そうです。

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