どんな仕事にも人のすることにはいちいち意味があってそれが大変興味深いです。仕事じゃなくて遊びでも同じかもしれません。ちょっとした道具の改造やすり減り具合にも理由があっておもしろいです。
自分なりに解析した本代かき手順
さて、荒代かきが終って一晩寝かせてから本代かきです。本代かきは昨日よりさらに土を細かくネチョネチョにすることと、がちゃがちゃ走り回ってしまった田んぼの「刷毛目」を消す作業と言えそうです。
本代かき解析アニメーション
↑ 1分そこそこ リアルではとっくに田植えまで終っちゃってますが、こちらはまだ代掻きです
最後の最後の仕上に左官屋さんみたいにコテを使うのでした。土間を打つみたいにこの作業はきれいになるからおもしろいです。
そしてその中で気がついた、前まわりと後まわりの違い
↑ 前進とバックの違い、思いつけばあたりまえなんですけど・・・ 30秒ほど
もちろん、「どういう方法にもメリット、デメリットがありどちらかが一方的に優れているわけではない」というのはお約束ですけど、よく考えるとこのようなことがあったのです。Mさんは「スムーズに行くような気がすんだよ」と言っていましたが、こういうことも関係しているのかもしれません。
で、実際にやってみます
朝、昨日の田んぼで待ち合わせです。
↑ 荒代かきとは違う回りかたに少し戸惑っています 1分50秒ほど
まずはレクチャーを受けます。実は回りかたが荒代かきとは違い、頭がこんがらかってしまいます。
まずは内側を代掻きしていきます
今回は自分でカメラを持って前の方を撮るのと、後ろを見る余裕がないので自分でどうやってるのか知りたくて固定カメラを後ろにくくりつけての2カメ体制です。
↑ とりあえず田んぼの入口から奥に向かってやってみます ちょっと長めの3分40秒ほど
シロウト向けトラクター代かき講座 秘密兵器を使ってのお手本
いよいよ引出した秘密兵器「ならしゴテ」これを使ってのMさんのお手本です。確かにこれを使うと両脇の「山」が消えます。
↑ 教官のお手本です。さすがターンも一発で洗練されてる感じがします 1分51秒
代掻きはならしゴテを使いながらついに外周に
↑動画 木には衝突しないです でもこのとんがった部分、難しい 2分30秒
終わって感想を述べています
↑ 動画 1分16秒 どんなに便利になってもやっぱり使う人によって差ができるんですね
長かった代かきもこれで終わりです。いつになるかわかりませんが続いて田植え編スタートです。