環境保全会の蕎麦が粉になる

霜月御神守の祭礼で作った飾りが枯れていました。
霜月御神守の祭礼で作った飾りが枯れていました。

昨年に引き続き、島地区農地・水・環境保全会で収穫して乾燥させていた蕎麦をみんなで粉にしました。蕎麦を作った面積が昨年より少ないので収穫した蕎麦も少なめなせいもありますが、もう昨年の経験がありますからみんなでサクサクと動いて粉にしてしまいました。

冬の朝日に世間話の影が長く伸びています。
冬の朝日に世間話の影が長く伸びています。

「去年粉が荒くてそばがううまくまとまらなかったので、今年はもっと細かく粉を挽こう」・・・毎年同じことをやっていても、前回の知見を今年に取り入れて、よくよく見ると違うっていう感じです。

普通の作業なら、一工程ごとに工夫したり、改良したりできることが、植物相手だと今年が終わったら来年にならないと試せない・・・植物相手の仕事って、変化がゆっくりだから脇から見ているとその変化がわかりにくいってことなんでしょうね。

蕎麦の実が粉になるまで

収穫して乾燥させておいた蕎麦の実。今年は10キロほどだそうです。この中には葉っぱや熟していない実なども含まれています。
収穫して乾燥させておいた蕎麦の実。今年は10キロほどだそうです。この中には葉っぱや熟していない実なども含まれています。
さささっと唐箕(とうみ)を持ち出してきて、さっそくゴミや葉っぱ、中身の入っていない実などを取り除きます。
さささっと唐箕(とうみ)を持ち出してきて、さっそくゴミや葉っぱ、中身の入っていない実などを取り除きます。「クルクルクル」ハンドルを手で回すと木のウチワが中でまわって「パタパタパタ」と、音を立てます。

78歳の木製の唐箕(とうみ)またしても登場です!電気もコードもいらないワイヤレス!必要なのは人間だけ!現役で大活躍です。

唐箕(とうみ)でよい蕎麦の実だけを選別しました。こうやってかき混ぜてみると・・・・あれ?!
唐箕(とうみ)でよい蕎麦の実だけを選別しました。こうやってかき混ぜてみると・・・・あれ?!
ちょうど蕎麦の実くらいの大きさ、重さなのでしょう。カタツムリの小さな殻が混入しています。こういうものは唐箕(とうみ)では選り分けられないのです。
ちょうど蕎麦の実くらいの大きさ、重さなのでしょう。カタツムリの小さな殻が混入しています。こういうものは唐箕(とうみ)では選り分けられないのです。
同じような理由から、蕎麦の実大の土のかたまりや、小石なども入っています。しかたがないので、手作業で選り分け・・・土やカタツムリが入ってるからうめえんだ・・・なんて言いながらやってます。
同じような理由から、蕎麦の実大の土のかたまりや、小石なども入っています。しかたがないので、手作業で選り分け・・・土やカタツムリが入ってるからうめえんだ・・・なんて言いながらやってます。
去年と同じように町内の精米屋さんで蕎麦の実を挽き、それをふるって蕎麦の殻を取り除きます。3つのフルイをつかって細かい粉にしていきます。3つのフルイにはいつのまにか「1回目」「2回目」「3回目」とわかりやすく書かれていました。
去年と同じように町内の精米屋さんで蕎麦の実を挽き、それをふるって蕎麦の殻を取り除きます。3つのフルイをつかって細かい粉にしていきます。3つのフルイにはいつのまにか「1回目」「2回目」「3回目」とわかりやすく書かれていました。
去年の反省をふまえ、細か目にしてできた水戸市大場町・島地区・環境保全会の蕎麦粉です。
去年の反省をふまえ、細か目にしてできた水戸市大場町・島地区・環境保全会の蕎麦粉です。
新蕎麦というには・・・ちょっと「?」・・・かもしれませんが、できあがった蕎麦粉は6.5キロでした。
新蕎麦というには・・・ちょっと「?」・・・かもしれませんが、できあがった蕎麦粉は6.5キロでした。

快晴に恵まれましたがモーレツな寒さ・・・参加されたみなさんお疲れさまでした。

環境保全会で作る蕎麦の記事へ
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