用水路脇でどう見てもアップルミントにしか見えない草の群生を見つけました。葉っぱをちぎって匂いを嗅いでみると、ミント風ではあるけれど、えぐいというかミント+青臭い「ねじっ」としたイヤな後味で、お世辞にも「いい香り」とはいえない感じです。
アップルミントは外人さんでしょうから、日本の土か、このあたりの土が会わないのかな? 同じ野生のミント系でも、上品で後味すっきりの日本ハッカとはえらい違いです。
青臭い「ねじっ」としたイヤな後味のせいなのか、虫に全く食われていないでボーボー辺りを席巻しています。これ、来年になったらこの辺り一帯を独占してしまうのではないでしょうか?
葉っぱは細かく深い皺のはいった大きめの卵形。茎を巻くように1枚広がったらその反対側へ対になるようにもう一枚。さらに伸びれば90度オフセットして、同じように2枚のペアの葉っぱが付きます。それぞれの葉っぱが重ならずに、ちゃんと日光が当たるようによく考えているようです。
花は小さな花が集まったとんがり帽子型。茎の先端にメインとして一つ、そのとんがり帽子の下からいくつか予備のとんがり帽子の花が取り巻くような形です。
この香りがお嫌いでないのは、カエルさんと蝶だけみたいです。シソの仲間、きょうも陣取り合戦にがんばってます。