梅雨の頃になるとたくさん花を咲かせるのがドクダミです。
ウィキペディアによると、
ドクダミ(蕺草、学名:Houttuynia cordata)はドクダミ科ドクダミ属の多年草。住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に悪臭がある。開花期は5~7月頃。
書いた人がそう思ったのでしょう。悪臭とまで書かれていますが、僕にはそんなに嫌な匂いではありません。わざわざ嗅ぎに行くことはしませんが。
さらに引用します。
食用
加熱することで臭気が和らぐことから、日本では山菜として天ぷらなどにして賞味されることがある。
また、ベトナム料理ではザウゾプカー(rau giấp cá)またはザウジエプカー(rau diếp cá)と称し、主要な香草として重視されている。ただし、日本に自生している個体群ほど臭気はきつくないとも言われている。
中国西南部では「折耳根(ジョーアルゲン 拼音: zhéěrgēn )」と称し、四川省や雲南省では主に葉や茎を、貴州省では主に根を野菜として用いる。根は少し水で晒して、トウガラシなどで辛い味付けの和え物にする。
薬用
生薬として、開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。なお臭気はほとんど無い。 また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよい。
また、れっきとした薬でもあるようです。
アブがドクダミの花(雄しべと雌しべしかないらしいですが)をベロベロしています。せっかくこうやって受粉してもらっても、種をつけることはないそうです。と、いうことは何のために?「根っこをどんどこ延ばして増えたほうがいいや」となって、花のほうは開店休業ということになってしまったのでしょうか?