Dakar2011 etap-3

3日目のビデオがあがっています。

この日はワインディングの続くマウンテンコースだったらしく、ほぼ1カ所でコースアウトが続出していたようです。もちろんマップには記載されているのですが、リズムというものがあって、「キュン、キュン、キューン」「キュン、キュン、キューン」「キュン、キュン、キューン」というリズムで走っていると、「キュン、キュン、ギュゥ〜〜〜〜〜ン」というリズムが出てきた時にコースアウトしてしまったりします。(ホントはそれじゃダメなんですけど・・・)

というわけで、映像では単車は楽しそうに走っていますが、一部のクルマにとっては災難な一日だったようです。見ていると、サポートトラックまでひっくり返っています。すかさず他のチームが牽引ロープで引っぱって起こしています。

このトラックたちは、いつも一番最後に出されてみんなの走ったあとを、えっちらおっちら行くせいなのか、チームが違っても仲間意識が強いみたいで、トラブルがあれば助け合って先を急ぎます。

三橋選手、寺田選手の順位

三橋選手は現在30位ぐらいのところをトラブルなしに走っているようです。同僚の寺田選手も34位くらいでしょうか。序盤でこんなにいい位置に付けると少し心配になってしまいます。それと、ミニのカントリーマン!ゼッケン#305が6位に付けています。これはおもしろいですね。

GPSのミニ知識?その2

ナビゲーション機器の写真
ナビゲーションその他機器の写真

1:はGPSそのものの受信アンテナ。これで衛星からの電波を受信して車速や位置を割り出します。

2:はイリトラック用の受信アンテナ。リアルタイムで現在位置をWEBに表示しているのはこのイリトラックがあるからなんです。もちろん、これは昨日の記事にも書いたように非常時の連絡用でもあります。

3:はイリトラック用の送信アンテナ。現在位置を送信したり、衛星電話連絡用のアンテナです。

4:はサンチネルという後方警報装置で、後ろから近づくクルマがスイッチを押すとこれがけたたましく鳴りだします。単車の場合はやられるばっかりなので、スイッチを買う必要はありません。キャンプ地などで、間違ってどこかのクルマがこのスイッチを押したりすると、一帯のサンチネルが一斉に鳴りだして大変なことになります。

これらは自分の安全のためでもありますが、WEBで見る人、報道関係者のためでもあります。この機器を競技者は自分のお金を出して買うわけです。

ミニのカントリーマンもそうですが、いろいろなマシンが出場します

ハーレーのサイドカーです。
ハーレーのサイドカーです。
アプローチも楽しみ方も色々といったところでしょうか
アプローチも楽しみ方も色々といったところでしょうか
誰が何といおうと「これ」というのに好感が持てます
誰が何といおうと「これ」というのに好感が持てます

ダカールラリー2011の記事へ
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