たまたま近所の方との会話の中で出てきた話なのですが、大場町の小学校の前に「南洋商店」という色々なものを売る商店があったそうです(今は空き地です)。名前からして、色々な物語が想像できそうですが、建物は昔の造りのイカした商店で、ノートや鉛筆、駄菓子などがあって、学校帰りの子供たちはいつもそこで遊んでいたという話でした。
その商店どころか、タバコ屋さんや郵便局、クルマ屋さんなどあったそうなので、今はちょっと寂しい感じの小学校のまわりは大場町の中心街で、もしかしたらすごくにぎやかだったのかもしれません。名前はともかく、昔そんなお店はそれこそどんな地域の近くにもあって子供や近所の人が出入りして、そこそこにやって行けていたと思います。そこで、ちょっと想像してマンガを描いてみました。
なんだか楽しそうだなあ・・・こう考えてみると、世の中が進んで便利になった部分と不便になった部分があることに気がつきます。ネットはつながっているけれど買物はクルマで行くしかないので、クルマは行き交うけれどほとんど人を見かけません。選択と集中が行き過ぎてしまったのかな?
これからは超高齢化社会になるし、こういう行き過ぎた不便さの解消に、住んでいるだれもが歩いて行けるような距離に、商店や役所などの機能を集約したコンパクトな施設ができるといいですね。ほとんどそんなようになっているコンビニにがんばってもらうしかありません。でも、大手だけに儲けさせるのは悔しいなあ。
「昔のほうが良かった」なんていう話になっちゃうといけないので、「まずいなあ」と思ったことについては良くなる方法を考えなくてはなりませんね。冬になって夜が長くなったせいなのか、いろんなことを考える時間があります。
なんとなく追記で写真を12/18