毎日やっていることでも、何も考えないでやっているとちっとも身になっていないというコトなのでしょう。うまくご飯が炊けていても、すべてをコントロールしているわけじゃなく、「結果としてうまく行っていた」ということなんです。応用が効かない。
オコゲなんて簡単にできると思ったんだけどなあ。パリッとしたオコゲを望む量、自在に作るにはやっぱり普段からいろいろ考えて試していないとダメみたいです。大体ビビってアンダーシュートしちゃう。大胆に繊細にいかないと・・・
大体、鍋と羽釜では水の測定方法が違いそうです。第一関節法(鍋炊きご飯参照)で水を計ると硬めになる感じです。nora妻が、「昔は手のひらを米の面に押し付けて手首まで、と、言われていたけれど、鍋で炊く時には水が多い感じがする」と言っていましたが、「手首まで」が羽釜に特化した水測定法だったのかもしれません。
羽釜+薪炊き+グルグルでオコゲに挑戦!
↑ 動画(1分4秒)画面クリックでも再生します。
面白くて3回もグルグルしてしまったのがマズかったのかな。オコゲはできるにはできたけれど、いかにもビビっている感じがオコゲに出てます。それと蒸らしてからオコゲを取り出したので「パリッと感」がなくなってしまいました。オコゲは綺麗に剥がれるのですがこれではいけません。炊けたらすぐ白い部分は別の器にあけて蒸らし、オコゲはオコゲで取り出さないとダメだったみたいですね。
羽釜炊き研究員として、次は羽釜用水測定法を適用して、炊けたらすぐ白い部分とオコゲを分離。そして火加減やおろすタイミングは攻めながら引く感じで行ってみようと思います。