ホテイアオイの花は終わってしまいましたが、その他はほとんど変化はありません。
昨日のヒシに比べてホテイアオイはまだ粘っています。一部に枯れている部分は見られますが、一時のジュンサイハムシにやられてしまうわけでもなく、巨大化しているように見えます。
一部枯れていますが、元気元気。このまま冬を越してしまうのかもしれません。
そして、大雨が降った後などは今まで見られなかったところにぷかりぷかりと浮いていたりします。
油断ならないホテイアオイ
9月26日の点検時点では見られなかった、揚水機場の調整池にも2〜3株浮いていました。一体どこからやってきたのでしょうか?空を飛んできたとしか思えません。
普段は集団で生活しているホテイアオイですが、天気が荒れると分離して流れていきます。そして流れ着いたその先で繁茂するみたいです。地下茎やランナーで増える植物がありますが、ホテイアオイは漂流で増えるのです。
10/11に見つけたずっと下流まで流れていったホテイアオイ。船と岸の間、汽水域だとだと思われます。これが・・・

写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。
同じく10/11、岸に打ち上げられたホテイアオイ。これはさすがにバラバラになっていました。
11/9日の時点ではさらに成長しています。大きくなって全くかわいげのない姿です。
ホテイアオイは外来植物だそうですが、やはり外人らしく粘っこいです。同じように大量発生したヒシがあっさり消滅したのに比べてホテイアオイはしぶとく繁殖の機会をうかがっています。そのうち席巻されてしまうかもしれません。
外洋に出て行くホテイアオイ。行き着く先の環境がよければそこで増えるはずです。

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