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超古いかと思ったら、そうでもなかった。ヤンマー歩行型田植機AP200+その他@ダイナミックフェア2018

今日はMさんに連れて行ってもらったダイナミックフェア2018(JAグループ茨城の第44回農機・生産資材大展示会+同時開催の中古農機展示即売会)で見た、中古田植機、特にヤンマーの歩行型AP200が古そうだったので、これをおもに取りあげています。

 

ヤンマーの歩行型田植機AP200(2条植)です。あちこち飛び出していず、ギュッと詰まったコンパクトな形。

ヤンマーの歩行型田植機AP200(2条植)です。あちこち飛び出していず、ギュッと詰まったコンパクトな形。一番先に目についたのは、ヘッドライトがついているところ。歩行型で夜間作業(とはいっても、このライトでは大したことはできないでしょうが・・・)することもあったのですね。

 

値札には、ヤンマー 歩行田植機 AP200 中古価格¥60,000 部品供給一部不可 とあります。 農研機構の登録では1992年(26年前ですか・・・) 歩行型2条 1.9PS マット苗 クランク式植付機構 条間30cm とあります。

値札には、ヤンマー 歩行田植機 AP200 中古価格¥60,000
部品供給一部不可
とあります。
農研機構の登録では1992年(26年前ですか・・・)
歩行型2条 1.9PS マット苗 クランク式植付機構 条間30cm
とあります。
エンジン部分には、OHV YANMAR GA90 フィンガースタート
と書いてあります。最近はやりの軽い力でエンジンが掛かるスターターがついている・・・というわけですね。「結構新しいもの」というのがここからもわかります。

 

農業近代化の歩みを世界へ 「農機事業」というヤンマーのpdfでは、1967 年 5 月にいち早くひも苗式の田植機(動力苗まき機)TP21 を発売したにもかかわらず、市場をマット苗式に席巻された苦い記憶として記されている田植機部門。同PDFには『1972(昭和 47)年 2 月にヤンマー農機、ダイキン工業、神崎高級工機の3社技術陣で新たなプロジェクトチームを結成して散播・マット式田植機の開発に取り組み、同年末には AP2 を、翌 1973 年8月には YP2 を発表した。』と書かれています。また、ヤンマー100年史にも同じく『田植機「伊吹」YP2、YP4を発表』とありますので、誕生日は間違いなさそうです。そして1974年。他社に出遅れた分、感性に訴えることにしたのでしょうか。カタログはおねえさん少なめ、風景が多めになっています。

ヤンマーの田植機で一番古い(ほぼ)のはこのYP2、伊吹で1973年発売・・・(詳しくは「出遅れたので感性に訴える。1974年ヤンマー田植機(マット苗歩行式)“伊吹”「昔のカタログ」」の記事をどうぞ)

農業近代化の歩みを世界へ 「農機事業」というヤンマーのpdfでは、1967 年 5 月にいち早くひも苗式の田植機(動力苗まき機)TP21 を発売したにもかかわらず、市場をマット苗式に席巻された苦い記憶として記されている田植機部門。同PDFには『1972(昭和 47)年 2 月にヤンマー農機、ダイキン工業、神崎高級工機の3社技術陣で新たなプロジェクトチームを結成して散播・マット式田植機の開発に取り組み、同年末には AP2 を、翌 1973 年8月には YP2 を発表した。』と書かれています。また、ヤンマー100年史「資料・年表」にも同じく『田植機「伊吹」YP2、YP4を発表』とありますので、誕生日は間違いなさそうです。そして1974年。他社に出遅れた分、感性に訴えることにしたのでしょうか。カタログはおねえさん少なめ、風景が多めになっています。

 

これなんかもそうです。ヤンマー田植機の広告。一番上の目立つところに若い女性の写真が何の説明もなく・・・浅芽陽子。「なぁ、みんなどう思う。」っていわれてもねえ・・・

1978年、ヤンマー田植機の広告。ヤンマーの田植機の愛称は発表から5年後には「伊吹」から「いちばん苗」に変わっています。型番も伊吹の後継を匂わせるYP200(農研機構の登録は1977年)。もしかしたら間にYP20とかをはさんでいたかもしれませんね。伊吹のカタログが匿名おねえさんイメージキャラクター(しかも風景が多めなので露出少なめ)だったのに比べ、当時の有名人浅茅陽子を起用しています。このあたり機械が他社に追いついたので、広告手法も他社に倣ったのかもしれません。

 

そして1992年のAP200というわけです。

そして1992年のAP200というわけです。

 

たくさん写真とっているんですみません・・・せっかくなので見てください。

たくさん写真とっているんですみません・・・せっかくなので見てください。

 

エンジンは横置き。正面からは結構迫力があります。やはり四角く小さなライトが目を引きます。

エンジンは横置き。正面からは結構迫力があります。やはり四角く小さなライトが目を引きます。

 

スポット的な用途なのでしょうか・・・暗い中、田植えをするのに目標が見えないとまっすぐ植えられないですものね。あ!この小さな ランプは今仙電機製でした。

スポット的な用途なのでしょうか・・・暗い中、田植えをするのに目標が見えないとまっすぐ植えられないですものね。あ!この小さな
ランプは今仙電機製でした。

 

エンジンはヤンマーガソリンエンジン GA90SR 連続定格出力 1.9PS/1600rpm 最大出力 3PS 総排気量 0.088ℓ

エンジンはヤンマーガソリンエンジン
GA90SR
連続定格出力 1.9PS/1600rpm
最大出力 3PS
総排気量 0.088ℓ

 

AP200については以上でした。続いて他の中古田植機です。

 

イセキ田植機 PG5DU 中古価格 ¥200,000

イセキ田植機
PG5DU
中古価格 ¥200,000

 

ヤンマー田植機 Pe4AR 中古価格 ¥178,000 備考 別途苗取板、取扱説明書あり

ヤンマー田植機
Pe4AR
中古価格 ¥178,000
備考 別途苗取板、取扱説明書あり

 

クボタ田植機 NSU65 中古価格 ¥1,500,000 備考 別途苗取板あり

クボタ田植機
NSU65
中古価格 ¥1,500,000
備考 別途苗取板あり

 

クボタ田植機 SPU850 中古価格 ¥630,000 使用時間 438時間

クボタ田植機
SPU850
中古価格 ¥630,000
使用時間 438時間

 

今日はここまでです。また明日!

 

JD好きにはたまらない、大きなミニカー的!ジョンディアJD1520(ヤンマーUS501?)「撮りトラ」

今日は少し趣向を変えて、Aさんのところで見たヤンマー製のジョンディアJD1520「撮りトラ」です。

 

Aさんのところで真っ先に目に入ったのがこれ。JDっぽくない姿ですが、お手製感はなく、まあ、純正なんだろうなあ・・・とは思います。

Aさんのところで真っ先に目に入ったのがこれ。JDっぽくない姿ですが、お手製感はなく、まあ、純正なんだろうなあ・・・とは思います。

 

JOHN DEERE 1520

JOHN DEERE 1520

 

あ!おしい! JDのバッジと納まる場所の形が違って隙間が空いている!

あ!おしい!
JDのバッジと納まる場所の形が違って隙間が空いている!

 

普通に調べるとJD1520はこれが出てきちゃいます。1968年〜1972年、51馬力のJD1520・・・

普通に調べるとJD1520はこれが出てきちゃいます。1968年〜1972年、51馬力のJD1520・・・

 

JD1520、ヤンマー製なのは間違いなさそうです。

JD1520、ヤンマー製なのは間違いなさそうです。日本国内専用仕様というわけですね。

 

農研機構で調べてみると、JD1520は2004年の登録で、主な仕様は 4輪駆動 機関36.8kW{50PS}/2500rpm 3.053L 希望小売価格は 希望小売価格:5219 (千円) 鑑定の対象に含めたアタッチメント等 装着キャブ・フレーム (合格番号) ヤンマーKQ500 (204056) となっています。

農研機構で調べてみると、JD1520は2004年の登録で、主な仕様は
4輪駆動
機関36.8kW{50PS}/2500rpm 3.053L
希望小売価格は
希望小売価格:5219 (千円)
鑑定の対象に含めたアタッチメント等
装着キャブ・フレーム (合格番号) ヤンマーKQ500 (204056)
となっています。

 

装着キャブ・フレーム (合格番号) ヤンマーKQ500 (204056) というのをヒントに検索してみると、同じく農研機構の検査成績表がでてきました。 装着可能トラクターの一覧が出ていて、これでオリジナルの機種がわかります。 50馬力というと、US501とかAF650なのでしょうか?

装着キャブ・フレーム (合格番号) ヤンマーKQ500 (204056)
というのをヒントに検索してみると、同じく農研機構の検査成績表がでてきました。
装着可能トラクターの一覧が出ていて、これでオリジナルの機種がわかります。
50馬力というと、US501とかAF650なのでしょうか?

 

ヤンマーAF650、ヤフオクの画像にありました。50馬力のようですが、形がかなり違います。

ヤンマーAF650、ヤフオクの画像にありました。50馬力のようですが、キャビンは同じでも、形がかなり違います。

 

US501は2011年のダイナミックフェアで見ていました。中古機として展示されていたのです。この当時の値段は¥4,000,000でした。結構高いですね。

US501は2011年のダイナミックフェアで見ていました。中古機として展示されていたのです。この当時の値段は¥4,000,000でした。結構高いですね。でも、僕の見たJD1520はこれに違いありません。全く同じです。

 

同じようなポジションの写真と比べてみます。 色を塗り替えただけなのに、かなりジョンディアになるものですねえ・・・このカラーリングは色彩特許(というものがあるとすれば)モノです!!

同じようなポジションの写真と比べてみます。
色を塗り替えただけなのに、かなりジョンディアになるものですねえ・・・このカラーリングは色彩特許(というものがあるとすれば)モノです!!

 

ヤンマーUS501を農研機構のサイトで調べてみると、JD1520と同じ2004年の登録で、主な仕様は 4輪駆動 機関36.8kW{50PS}/2500rpm 3.053L 希望小売価格は 希望小売価格:3,700-4,700 (千円) 鑑定の対象に含めたアタッチメント等は 装着キャブ・フレーム (合格番号) ヤンマー KQ500(204032) と全く同じ。あ!値段は違うか・・・

ヤンマーUS501を農研機構のサイトで調べてみると、JD1520と同じ2004年の登録で、主な仕様は
4輪駆動 機関36.8kW{50PS}/2500rpm 3.053L
希望小売価格は
希望小売価格:3,700-4,700 (千円)
鑑定の対象に含めたアタッチメント等は
装着キャブ・フレーム (合格番号) ヤンマー KQ500(204032)
と全く同じ。あ!値段は違うか・・・

 

JD1520は希望小売価格:5219 (千円)ヤンマーUS501は希望小売価格:3,700-4,700 (千円)ですから、JDのほうが基本的な部分が同じ(内装などがゴージャスかもしれません)で100万円近く高いことになります。

でも、考えてみたらその値段で完璧な塗装を施され、バッジまで付いてですから、安いものかもしれません。

(さらに…)

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