コマツユニカと農民車コマツは別だったんだ!

これが農民車コマツです。僕らの「トラクター」というイメージと少し違いますよね?どちらかといえば車に近い・・・しかし、一般の人が「乗る」「乗る農業」から連想するのはこういう車に近い姿だったかもしれません。
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以前、スガノ農機「土の館」トラクタ博物館で見た時に「農民車と呼ばれ・・・」とキャプションに書いてあったのに、その後見たカタログには「農民車」などと一言も書いてなかったので、「どういうことなのだろう」とずっと思っていた謎が解けました。

コマツユニカと農民車コマツは別モノだったのです。

今日は「昔のカタログシリーズ」、1961(昭和36)年発行の農業機械図鑑から、WG06-1農民車コマツです。今日を木曜日と勘違いして、今週一日損してしまったので急いで行きます。

農民車コマツWG06-1

色々ありますけど、スペックから行きます。エンジンは6馬力/3600r.p.mと、コマツユニカLT1000やLT1200に比べると非力です。
色々ありますけど、スペックから行きます。エンジンは6馬力/3600r.p.mと、コマツユニカLT1000やLT1200に比べると非力です。

特長-①牽引駆動兼用型で犂耕、ロータリー耕をはじめ、水田畑地の汎ゆる作業ができる。②作業速度が足に制約されない乗用型のため犂耕作業は10アール40分でできる。③安定性があり牽引力が大きいためトレーラー牽引で小型トラックとしても使える。

カタログより

とあります。
足を土に取られて耕耘機に追いつかない事態などがよくあったのでしょうか?「作業速度が足に制約されない」とあるのがいいですね。

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