今日はFBのTさんに提供いただいたコマツインターナショナルトラクター、574HS/465/455「昔のカタログシリーズ」です。Tさん、ありがとうございます!!
574HSのスペックは、立形水冷4サイクル4気筒ディーゼル、3911cc 75.6馬力/2400rpmとなっています。変速操作がレバー1本でOK。トラクタの運転を信じられないほど楽に、やさしくしました。面倒なクラッチ操作はもちろん、ギヤーチェンジの必要もありません。すべてがレバーを操作するだけで、トラクタを思うがままに動かせます。さすがインターナショナルだと唸らせた、この働く高級車。画期的な運転機構が認められて、日本でも根強い人気を呼んでいます。
とあります。自社のマニュアルトラクターとの兼ね合いが難しくなるのにもかかわらず、クラッチ操作やギアチェンジをあっさり「面倒」と切り捨てているところがなかなか興味深いです。
前々から「HSってなんだろう」と思っていたのですが、これを見てわかりました。ハイドロスタティックの略だったんですね!
ここまでわかったのでさらに突っ込んで調べてみます。ハイドロスタティックはhydrostaticということでしょう。でも、google先生は静水としか答えてくれません。
hydrostaticsだと流体静力学になって、Wikipediaによれば
流体静力学(りゅうたいせいりきがく、fluid statics, hydrostatics)は静止流体についての科学であり、流体力学の一分野である。流体静力学という用語は通常、対象物の力学的取り扱いを指し、流体が安定した平衡下の状態についての研究を含んでいる。仕事をする流体の活用は水理学と呼ばれ、動的な流体についての科学は流体動力学と呼ばれる。
ということでした。油圧であれば一般的にhydraulicとなるのにどうしてでしょう・・・と謎はさらに深まるのでした。
車両以外にも興味深いものを見つけました