暖冬だ暖冬だと油断させられたので、ここのところの寒さがちょっと堪えています。エルニーニョが居座っているというのでたくさん雪が降るかと楽しみにしていたのに雪も降らないし・・・なんだか拍子抜け。異常気象の異常です。
今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、発動機を乗せたプリミティブな形、クボタ耕うん機のKH25型「撮りトラ」です。
キャプションを読んでみましょう。
機種名:動力耕耘機
形式・仕様:KH25 7馬力
製造社・国:㈱クボタ 日本
導入年度:1956(昭和31)年
使用経過:山武町布部で稲作作業。1954(昭和29)年に鉄車輪の耕耘機を69万円で購入。翌年ゴム車輪が発売され交換する。
このころは、馬が主役で機会はめずらしく付近から賃耕に頼まれ相当稼いだ。
20年間使用後、自家保存されていた。
賃耕で相当稼いだ・・・ということは、馬より効率が相当良かったということですよね・・・見たところロータリーがついているみたいですから、馬が何回か耕すのを1回で済んだという感じなのでしょうか・・・