今日はちょっと時間が開いてしまいましたが、ドライブの途中で見た、マッセイファーガソンMF240「撮りトラ」その2です。
思い出していただけましたか? 一見カタチが古くてざっくり作ってありそうに見えますが、各部にカバーが付いていたり、細かいところが洗練されていて、一言でいうと「シンプルで新しい」感じです。
中山間地域農業経営確立事業
拡大してみると「中山間地域農業経営確立事業」と書いてあります。島地区で田植機を導入した「経営体育成支援事業」のようなものでしょうか?(それにしても感じばかりですごく長いのが気になります。目がちらちらするし読みにくいです。)
ちょっと調べてみると・・・中山間地域とは
中山間地域の位置づけ
平野の外縁部から山間地に至るいわゆる中山間地域は、国土の骨格 部分に
位置し、全国土の7割程度の面積を占め、総人口の約14%が居住する 地域である。ま
た、耕地面積、農家数、農業粗生産額で全国の約4割、全体の農業集落数の約5割を占
めるなど我が国農業・農村の中で重要な地位を占めている。
位置づけとしては上記のようにいて、これらの中山間地域は・・・
① 多様な農林産物等の供給
② 国土・環境保全、水資源のかん養
③ 豊かで美しい自然環境に恵まれた国民の居住空間、余暇保養空間の提供
④ 自然とのふれあいを通じた青少年の教育の場の提供、伝統文化の継承等多様な
役割を果たしている。
ということになっているわけですね。これらの地域は人口の流出や高齢化が進行しており、環境の保全が難しくなっているそうです。ここまでは「多面的機能支払交付金」の根拠と同じですね。
その上に農業は傾斜地が多く生産性が低いなどと不利な条件が重なっています。したがって中山間地域での農業経営を安定させるための補助ということになったのでしょう。
全部の農家に当たるわけではないでしょうが、平野部も山間部も都市以外のすべてでこういったキャンペーンが名前を変えて(漢字がズラズラ並ぶのはみな同じですが)おこなわれていたのです。
その努力にも関わらず、山の自然はだんだん人間の領域を飲み込んで平野に迫りつつあるようですが・・・
それにしても知らなかったなあ・・・今はさすがに見かけなくなりましたが、1年365日、閉店セールをやっているお店がありました。それと同じように、いつまでも終わらないキャンペーンっていう感じですね!
それから、↑上の写真の右下に見えているカバーのかかったオルタネーター・・・拡大してみます。