ダイナミックフェア2013(JAグループ茨城の 第39回 農機・生産資材大展示会)で見た三菱の田植機です。こうやって見ていると各メーカー、ディーゼルエンジンを扱うようになったんですねえ・・・
三菱ASUMA歩行2条田植機
三菱ASUMA歩行2条田植機 MP29DM 価格¥441,000 ●二輪二条植え 2.6馬力 ●標準:水平制御(ジャストマチック) 後は読めません。あんまり苗に見えないダミーが不気味です。色だけでもそれらしくすればいいのに・・・三菱ASUMA乗用4条田植機
三菱ASUMA乗用4条田植機 LC40 価格¥694,050 ●最大出力6.3ps ●標準株間(20・23・25・28cm) ●パワステ、風車マーカー 後は読めません
三菱ASUMA乗用4条田植機 LE4DPU 価格¥1,558,200 ●最大出力10馬力 後は読めません。三菱ASUMA乗用5条田植機
三菱ASUMA乗用5条田植機 LE50PUY 価格¥2,586,150 ●最大出力18ps(ガソリン2気筒) 細かい字のあとに英略字の説明が・・・P:ペースト(ナントカ)状施肥 U:後輪太リムタイヤ(900×160mm) Y:苗スライダー(左片側)三菱ASUMA乗用6条田植機
三菱ASUMA乗用6条田植機 LE60RUY 価格¥2,999,850 ●最大出力18ps ●標準装備:スーパースマイルターン ●自動植付け制御 ●ジャストマチック ●水平制御 ●バックアップ ●クイックアップレバー ●まくらっこ(手元ダイヤル操作)スーパースマイルターン!これも機能名インフレーションの良い例ですね。にっこり笑って簡単に超タイトに回れるってことなんでしょう、きっと。
三菱ASUMA乗用6条田植機 LV63APSFY 価格¥3,042,900 ●最大出力20ps 後は読めません三菱ASUMA乗用8条田植機
三菱ASUMA乗用8条田植機 LV8ADRSFYH 価格¥4,305,000 ●ディーゼルエンジン(20.7ps) ●まくらっこ(ショート)標準装備 以下、英文字の説明が書かれています。 Y:回転苗スライダー R:ミッド粒状施肥機付 H:外側補助車輪900φ S:粗植対応株間(16・18・21・25・28cm)これもディーゼルのようです。どういう理由かわかりませんが、いつの間にか各メーカーにディーゼルエンジンが浸透してきているみたい・・・ 汎用エンジンの「ドルルルルル」という音が嫌われているのかしら?見ていると3条植とか7条植などは見かけないような気がします。5条植というのがありますので、奇数が嫌われているのかというわけでもなさそうです。2・4・5・6・8という数字が田んぼの稲の株数を分けやすい数字なんでしょうね・・・きっと。
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愛読者さん おはようございます
クボタ 乗用3条植え田植機 EP3
3条跨ぎの3条植え最強の棚田マシンですか!
どうりでカタログ映像が棚田がバックなんですね
田植機が乗っている部分、合成なんだろうなあ
実際は田んぼなんだ・・・きっと
クボタ 乗用3条植え田植機 EP3
メーカー希望小売価格(税込)554,400円
棚田では最強の田植機と言って差し支えないと思います。
noraさんも自家用に一台いかがですか?
田植え時期以外は下駄代わりに・・・なりませんけど。
(トラクターと違って、田植機は公道走れませんから。)
愛読者さん おはようございます
一度読んだだけでは理解できず、何回も読み直してみました。
●2条1組の植え付けユニットを基本としているため、偶数モデルが主流
●奇数型は1組だけが左右どちらかの植え付けアームを取り外した形
なんと!そういう事だったんですね。
そして「跨ぎ」
そんなこと考えたこともありませんでした。
きれいに植えるという点ではクボタの3条植3条跨ぎが最強ということになりませんか?
3条植の乗用田植機もなくはありません。
http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/Special/new_cute/index.html
私なんかは、「あったら便利」な狭い圃場もたくさんあります。
・・・が、近年の田植機は、2条1組の植え付けユニットを基本としているため、偶数モデルが主流です。
奇数型の田植機の植え付け部をよく見ると、2条1組ユニットが何組か取り付けられていて、うち1組だけが左右どちらかの植え付けアームを取り外した形になっているのが分かると思います。
ただ、4条植よりも効率化・高速化したいんだけど、6条では大きすぎて困る(小さい田んぼや入り口の狭い田んぼもある)っていうユーザーも多いようで、5条は沢山出回っています。
実際、私も長いこと5条植えで無難にやっていたのに、欲を出して6条に機種転換した途端、あちこちで圃場の出入りに困ってしまいました(笑)
で、6条以上を使うユーザーは、広い農道に面した大区画の整備済圃場・・・なんていう稲作好適環境で、予算にあわせて6条どころか8条・10条といった巨大田植機を使用される訳ですから、7条や9条といった中途半端な仕様は求められないようです。
話は変わりますが、轍の跡は植え付けが乱れがちなため、およそ一般的な田植機は植え付ける条を跨いで走行しています。
実際、何条植えが何条跨いでいるんでしょう?
変なところが気になるのが私の悪い癖なんですが、諸元表等の値を見ると、以下のようになっていました。
3条植・・・3条跨ぎ
4条植・・・2条跨ぎ
5条植・・・3条跨ぎ
6条植・・・4条跨ぎ
8条植・・・4条跨ぎ
10条植・・・4条跨ぎ
これらとは別に、「みのる」の3輪車は前輪を中央に、左右2条ずつ跨いでいます。
面白いのが冒頭で紹介したクボタの3条植で、同モデルの4条植に比べて全幅が狭く、トレッドが広いんです。
流石に1条跨いだだけではトレッドが狭すぎて不安定だし、2条跨いで左右非対称ってのも重量バランスが悪いですもんね。