イナゴはやっぱり稲の子なんだなあ・・・じみじみ

イナゴの写真
見てください!枯れた稲わらの茶色、田んぼの土の土色、そしてまだ青い稲の緑と、イナゴ(稲子)が田んぼと稲からで来ているとしか思えない配色! 背中の藁色は繊維が浮き出して艶消しで、足や胴体は稲よりきれいな透き通った、本当にきれいな若い緑色。神さまの調色・・・とてもきれいです。そしてこうやって刈取り後の田んぼの上でよく紛れています。

子供の頃は見つけようとしなくても実際に目に飛び込んできそうな勢いだったイナゴ。今年やっと見つけて写真を撮ることができました。いるのはいるのですがポツポツです。

イナゴ、今年初めて見つけた!

↑ 動画(47秒)画面クリックでも再生します。

ウィキペディアによれば

日本では昆虫食は信州など一部地域を除き一般的でないが、イナゴに限っては害虫駆除を兼ねて捕獲、あるいは稲刈り後の水田から大量に捕獲出来たことから、全国的にイナゴ食の風習があった。昔から内陸部の稲作民族に不足がちになるタンパク質・カルシウム補給源として普通に利用され、串刺しにして炭火で焼く・鍋で炒る・醤油や砂糖を加えて甘辛く煮付ける等して調理され食用にされていた。太平洋戦争中・終戦直後の食糧難の時代を生きた世代の中では、イナゴを食べて飢えを凌いだという体験を持つ者も多い。中沢啓治の漫画「はだしのゲン」にも、イナゴを串焼きにして食べる場面がある。
現在でも一部の地方ではいなごの佃煮にして食用にすることが多く、その地区の珍味として商品化されていることもある。穀倉地帯にある小学校などでは、学校行事としてのイナゴ採りが催される場合があり、採集したイナゴを大釜で佃煮にして食べる慣習もある。食感と味がエビに似ていることから、オカエビと呼ぶ地域もある。

そうです!食べてたんです。食べるほどいたわけです。(僕は気持悪くて食べたこと無いですけど)話には、この季節カブに乗ったおじさんが網をつけて走り回っていたそうです。

こんなスタイルか?走るだけで捕獲!カブのイナゴハンター

こんな感じでイナゴを捕っていたのだろうか?カブのイナゴハンター。出来るだけ草の生えてる所に寄せてタダ走るだけ!これは楽だなあ。
こんな感じでイナゴを捕っていたのだろうか?カブのイナゴハンター。出来るだけ草の生えてる所に寄せてタダ走るだけ!これは楽だなあ。

考えてみると、イナゴばかりでなく、トノサマバッタやオンブバッタ、クサキリとかも入っちゃうでしょうから、後で選り分けるのが大変だなあ。

イナゴ
イナゴ 背中の色は藁の色にそっくり!

また蒸し返しちゃいますが、やっぱりこっち見てます

蟷螂の斧、カマキリの記事でも書きましたが、昆虫って複眼で、瞳はないけど、注意を向ける方向に神経が行くのではないかと思うんです。それはまるで瞳のように・・・

複眼だからものすごく情報があるんですけど、ある程度は取捨選択していて、「こっちを見たい」と思った所を重点に映像を処理していて、そこが黒く瞳のように見えてるとか・・・・

誰か詳しい方、教えてください!

イナゴの目に注目!
イナゴの目に注目! こっち見てないですか?
イナゴの目に注目!
見てますよね?
イナゴの目に注目!
こういうふうにたててみても・・・・黒い点がこっち向いてる!
イナゴの目に注目!
回してみても・・・やっぱり黒い点はこっち向き

写真はみんなクリックで拡大します。確かめてみてください。それにしても・・・う〜〜〜〜ん・・・謎だ

島地区の生き物の記事へ
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“イナゴはやっぱり稲の子なんだなあ・・・じみじみ” への3件の返信

  1. 確かにそうですよね・・・
    稲を作っているからイナゴが出るわけで
    イナゴを食べなくても稲があるのでコメを食べればいいですもん
    年貢でコメを差し出してしまうのでイナゴを食べなくてはならなかった・・とかでしょうか?

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