ボブキャット(撮り虎追記)

本家本元スキッドステアローダー「Bobcat」ウィキペディアより
本家本元スキッドステアローダー「Bobcat」ウィキペディアより

鉃道写真を撮影する「撮り鉄」をもじって、トラクターを撮影する「撮り虎」撮りトラキャンペーン第3弾。滋賀県大津市で養鶏を主体に農業をされている中村 耕さんの追記です。

中村さんは、「スキッドステアローダー」コイツに食い付くと予想していたようでなんだかちょっとクヤシイ。

なぬっ?予想通り?
なぬっ?予想通り?

スキッドステアローダーは中村さんによると

これは、畜産でも特に養鶏農家の所有率が高いです。
理由はいくつかありまして、牛のような大きな家畜と違い、小さな鶏は狭い場所で飼う事が多いです。コミカルに映るあの小回りがものすごく重宝します。
それから、前のバケットが油圧のウイング式になっていて、水平に90度開きます。貼付写真のように、ケージ下の鶏糞もこれでこそげ取ることができます。

不思議なことに、業界用語では「ボブキャット」と呼んでいます。トヨタであろうがTCMであろうが「Bobcat」です。
これは多分、日本で最初に使われたのがボブキャットだったんでしょうね。

だそうで写真もこの通り

ホントだ!ブルで除雪するみたいに床を掃除しています。通路の幅ぴったりですね。
ホントだ!ブルで除雪するみたいに床を掃除しています。通路の幅ぴったりですね。

ボブキャットはウィキペディアによると、ボブキャット (英語 bobcat) は、ネコ科オオヤマネコ属に属する中型獣である。と書いてあるのですが、日本にはいないので和名がないみたいです。だからボブキャットはボブキャット。

同じくウィキペディアで調べてみると

公式にはスキッドステアローダーと呼ばれ、もともとの製造者にちなんでボブキャット (Bobcat) と呼ばれる小さな車輪の付いたローダーがある。これはトラクタータイプの建設機械の中では最も小さいクラスであり、小規模な土木工事や畜産分野などで使用されている。
スキッドステアローターの特徴は、操舵機構を持っていない事で、履帯車両と同様、左右の車輪の回転数や回転方向を変えることで滑りながら車体の向きを変える(スキッドによってステアする)。よって、信地回転や超信地旋回も可能である。

とあり、中村さんのいうように業界での呼び名はそういうことだったんですね。普段はあまり見かけない機械ですが、具体的な使われかたを知ると、それだけでずいぶんボブキャットが身近になったような気がします。

株式会社ボブキャット(←ちょいと違和感)

株式会社ボブキャット 日本法人があって、WEBページもあるのでした。表紙の写真、4WSじゃないですか!スキッドステア+4WSということ? どこまでも小回りを追求してるんですねえ・・・さらには芝刈りをしているみたいなんでアタッチメントも色々付けられるみたいです。
株式会社ボブキャット 日本法人があって、WEBページもあるのでした。表紙の写真、4WSじゃないですか!スキッドステア+4WSということ? どこまでも小回りを追求してるんですねえ・・・さらには芝刈りをしているみたいなんでアタッチメントも色々付けられるみたいです。

更に良く見るとこんなキャラクターが付いてる

こんな絵が付いてます。これがボブキャットなんだな。形はコガネムシみたいだけど、動きはネコ科の敏捷な動物ってことなんでしょう。
こんな絵が付いてます。これがボブキャットなんだな。形はコガネムシみたいだけど、動きはネコ科の敏捷な動物ってことなんでしょう。

中村さんによれば「前後に絶対にこけることはない設計」というのですけど、不思議です。ある範囲を超えるとオキアガリコボシみたいに定位置に戻ってしまうということなんでしょうか?動画を見る限りはいくらでもバク転、前転できそうな感じがするんですけど・・・

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