ホンダのテーラー/耕耘機

1966年 ホンダ耕耘機 F90 昔の未来の形、全開な感じです。今でもカッコいい。エンジンはなんと空冷4サイクルディーゼル!排気量/479cc/最高出力/9PS/3,000rpm/変速機/前進8段/ 後進2段/当時の価格は¥272,000!高い!
今のロゴとは違いますね。このHMのロゴは、バイクのイグニッションキーなどにも長らく付いていました。
ホンダのロゴ、今のロゴとは違いますね。このHMのロゴは、バイクのイグニッションキーなどにも長らく付いていました。

先日ツインリンクもてぎのホンダコレクションホールに行ってきました。そこに二輪のレーサーや市販車、F1などに混じってテーラーや耕耘機も展示されていたのでここに上げておきます。

写真はないのですが、原動機付自転車(まさにペダルが付いているヤツです)の意外なカッコよさに驚きました。自転車は無骨で金属パーツもでかく、エンジンはコンパクトだが砂目のざらついたシャープでない感じが、タンクは鉄板が厚くて丸い感じが、ベルトが、プーリーが・・・・それぞれに存在感があって、なんだか欲しくなってしまいました。

今のカタマリとしてのデザインも良いのですが、こういうのもいいなあ。こうやってみると部品点数はけっこうあって、それぞれ主張していてもスカスカな印象です。となると、今の物って当時に比べ、相当な部品が使われているのだとあらためて思いました。

自転車も堅くて重そうでピカピカでした。軽くて速い今の自転車も良いですが、こういうバイクみたいな自転車もたまには乗ってみたいですね。
自転車も堅くて重そうでピカピカでした。軽くて速い今の自転車も良いですが、こういうバイクみたいな自転車もたまには乗ってみたいですね。

1959年 耕耘機 F150

展示プレートには、強制空冷4サイクル倒立2気筒OHV/排気量154cc変速機/前進6段/後進2段/常用出力/5PS/5,000rpm ホンダ初の汎用完成品。耕耘機で世界初のOHV倒立2気筒エンジンは低速重視。自動遠心クラッチとギヤ駆動採用。低重心、手元集中操作で扱いやすさを追求した。とあります。
展示プレートには、強制空冷4サイクル倒立2気筒OHV/排気量154cc変速機/前進6段/後進2段/常用出力/5PS/5,000rpm ホンダ初の汎用完成品。耕耘機で世界初のOHV倒立2気筒エンジンは低速重視。自動遠心クラッチとギヤ駆動採用。低重心、手元集中操作で扱いやすさを追求した。とあります。
ピカピカに磨かれた正面部分。スターターのヒモを引っ掛けるプーリーが正面に付いていて、それが不思議な、どちらかというと生物を思い起こさせるようなアクセントになっています。
ピカピカに磨かれた正面部分。スターターのヒモを引っ掛けるプーリーが正面に付いていて、それが不思議な、どちらかというと生物を思い起こさせるようなアクセントになっています。

ここまで書いてきて、ちょっと調べたらなんとコレクションホールのコレクションサーチで全部出てくるではありませんか!!・・・まあ、実際に行ってみないと銘板のプレートのロゴの甘さや、アルミの鋳物を磨いた凸凹した感じはわからないと思います。

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