1974年型式認定ホンダF42C(F42A)「朝1分の農機考古学」

ネットオークションで見つけてきた、ホンダ耕運機F42Cです。以前紹介したF42と全く同じ形。赤いライトが可愛らしい耕運機です。
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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1974年型式認定のホンダ耕うん機F42Cと、今後見つけられないであろう(どう見てもタマが少ない)F42Aを資料より収集です。前年の1973年にF42が型式認定されており、F42CおよびF42Aはその改良型と思われます。

F42C

ネットオークションで見つけてきた、ホンダ耕運機F42Cです。以前紹介したF42と全く同じ形。赤いライトが可愛らしい耕運機です。
ネットオークションで見つけてきた、ホンダ耕運機F42Cです。以前紹介したF42と全く同じ形。赤いライトが可愛らしい耕運機です。

F42

ネットオークションで見つけてきた、ホンダのティラーF42です。(この場所ではティラーと言ったり耕運機、耕耘機、耕うん機と言ったり、統一していません。悪しからず)この背景を見ただけで「あ!あの会社だ」とわかるいつもの風景。どこの会社のどなたか存じませんが、いつもきっちり運輸省型式認定番号銘板まで押さえてくださりありがとうございます!(どこの会社かも見ていないのがモーレツに失礼ですけど)誰かの行為が思わぬところで他の人の役に立っている・・・そういう例ですよね!
こちらは以前紹介したホンダのティラーF42です。F42Cと全く同じと書きましたけど、マフラーについている日ウーとガードの形状が少し違います。F42Cのヒートガードの方がメッシュが細かく、かわらしい形で僕は好きです。
念のため、過去記事のリンクを貼っておきます。

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エンジンはG42が載っているのかG45が載っているのかわかりません。正面から見た姿を意識しているのか、タンクに大きなHONDAの文字。
エンジンはG42が載っているのかG45が載っているのかわかりません。正面から見た姿を意識しているのか、タンクに大きなHONDAの文字。
セラーの目に止まりにくい位置に運輸省型式認定番号銘板。この写真も操作法パネルあたりを撮ったもので、銘板は視野に入っていなかったはず。
セラーの目に止まりにくい位置に運輸省型式認定番号銘板。この写真も操作法パネルあたりを撮ったもので、銘板は視野に入っていなかったはず。
拡大してみます。惜しいっ!型式名がF42Cとは読めますが、番号ははっきり読み取れません。資料によれば・・・小型特殊自動車運輸省型式認定番号農856号ホンダF42C型となっています。
拡大してみます。惜しいっ!型式名がF42Cとは読めますが、番号ははっきり読み取れません。資料によれば・・・

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農856号
ホンダ F42C型

となっています。
シートに記入します。ついでに資料からF42A型も加えます。リサーチしてみるとC型はこの一台のみ。A型は全く出てきません。今後出てくることもなさそうなので、資料オンリーで載せちゃいます。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農855号ホンダF42型ということで、F42Cと連番になっています。ここに見えている分は全部つながりました。
シートに記入します。ついでに資料からF42A型も加えます。リサーチしてみるとC型はこの一台のみ。A型は全く出てきません。今後出てくることもなさそうなので、資料オンリーで載せちゃいます。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農855号
ホンダ F42型

ということで、F42Cと連番になっています。ここに見えている分はスキマなく全部つながりました。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝も寒いです。ここのところ「遠くで雪が絶対いっぱい降っている!」という、冬ならではの冷たく強い風が吹いています。今日もそうなのかな? みなさま、暖かくしてお過ごしください。それではまた明日!