
朝はサクッとオークション画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1980年運輸省型式認定組125台中30番目の発見であり、独立系だったブルトラがサンシャインシリーズに組み込まれ、サンシャインJr.になった(多分)モデル、クボタB1400DTです。


ところが・・・

大きく前面に出てくる名前は「サンシャインジュニア」。ブルトラとはどこにも書いてありません。どうしたわけだか、あんなに人気を博したブルトラを眉間のマークと頭の型番「B」だけに押し込んでしまったわけです。
マークを残したということは完全に抹殺したわけでもなく、かといってジュニアということでサンシャインのL型でもなく、なんとも中途半端な立ち位置に追いやられてしまいました。
クボタトラクターサンシャインJr.(ジュニア)B1600DTは、農研機構の登録によれば1978年。クボタの角目としてはパイオニアなのではないでしょうか。ちょっと読みにくいのですが、水冷3気筒4サイクルディーゼル927cc、16馬力/2500,rpmとカタログのスペックに書いてあるように読めます。