
週末の時短キャンペーンが続いています。時短キャンペーンには調べ物の少ない草花が一番!
そもそも出歩かないのでネタがなかったわけですが、ちょっとでも野に出れば、必ず何かあるものです。スライドモアの草刈作業を見るために外に出たわずかな時間に3種類も花を見つけました。
まずはマツバウンラン

4月の写真は群生している感じでした。ただし、同じタイミングで外に出ているわけではないので、見たのは6〜7年ぶりです。
Wikipediaの表記は全体的に敵意に満ちている
ワルナスビ、見た目はともかく、その名の通り厄介な植物のようで、日本だけでなく英語圏でも「ソドムのリンゴ」とか「悪魔のトマト」などと呼ばれているそうです。
Wikipediaの中では駆除の項目では実際に戦った人のような実感溢れる書き方で注意喚起しています。
鋤き込んで駆逐しようとは断じて考えてはならない。このような行為はワルナスビの駆除においては最もやってはならない行為で、実行した場合は個体数を数倍にも数十倍にも増殖させる結果となってしまう。
ワルナスビの駆除方法
根っこが残ってはダメなようで、大量の熱湯を撒いて茹で死にさせてしまうとか、全量掘り出して処分と、かなりハードな駆除方法を提唱しています。
外来種とか有害雑草などと呼ばれ、駆除の対象になっているワルナスビですが、考えてみれば食用になり、栽培されるようになるとそうは言わなくなるのですよね?
野菜や果物の中には外国から持ってきたもの、元々その地にあった固有種ではないものも作られているはずで、それについては外来・固有と区別しているようには見えません。
ヒト目線、農業目線で利用できないと外来種、有害雑草ということなんでしょうねぇ。少しかわいそうになってしまいました。
とは言え、僕もビンボウカズラに対して書くとしたら、同じくこのような攻撃的な文章になってしまうと思いますけど。
以前見たワルナスビ
Wikipediaでは
大変丈夫で寒さに強い植物であり、草丈は60-150cmほど。日本には江戸時代に鑑賞目的で渡来したが、強健な性質から逸出し、現在では帰化植物のひとつとなっている。
ゼニアオイ
と書かれ、帰化植物のようです。

こちらは丈夫でワルナスビと同じような帰化植物ですが、悪さをしないのか、ハーブティーとして利用できるからなのか、ひどいことは書かれていません。
こうやって見てくると、そもそも在来種のほうが少数派なのかもしれませんけど、田んぼの畦で見かける花の多くは外来種に思えてきてしまいます。
今日はこんなところです。また明日!