スライドモア終業洗車?清掃?(お掃除グッズのことなど)

保全会の機械化草刈の様子

↑以前の映像ですがスライドモア草刈り

保全会のスライドモアは今年15回出動しました。7〜8回の損益分岐点をはるかに越えて今年もノルマをクリアして嬉しいかぎり。オペレーターのMさんが「今年はもう終わりだっぺ」というので、洗車?清掃?してみました。

去年はやらなかったので、2年間放置したあとの初めての掃除ということになります。
去年はやらなかったので、2年間放置したあとの初めての掃除ということになります。
外観は別に異常はないですが、すぐに後悔することになります。
外観は別に異常はないですが、すぐに後悔することになります。
内側は刈った草と泥が2年分こびりついて手前のローラなどは回転しない状態になっています。
中をのぞいてビックリ!!内側は刈った草と泥が2年分こびりついて、手前に刈り高さを決めるためにローラが付いているのですが、草などが絡まって回転しない状態になっていました。
土器のようになっていて、どこまでがオリジナルかよくわかりません。
土器のようになっていて、どこまでがオリジナルかよくわかりません。

初めのうちは単車を洗うための高圧洗浄機で洗っていたのですが、『コンバインの終業清掃を見てきました』の記事のときに話題になった水量の問題なのでしょうか、それとも2年のこびりつきが思い切り乾燥しているせいでしょうか、まったく変化なしです。

泥を何かヘラみたいなもので搔き落とす必要がありそうです。

使ったのは中米ホンデュラスで買ったマチェテ(山刀)です。あちらの人はこれをヤスリでよく研いで、ノミやカンナやのこぎりの代わりに使って、大工仕事などをしていました。もちろん草刈りも、木の伐採もこれでやります。
そこで使ったのは中米ホンデュラスで買ったマチェテ(山刀)です。あちらの人はこれをヤスリでよく研いで、ノミやカンナやのこぎりの代わりに使って、大工仕事などをしていました。(家だってこれ一本で建てちゃうんです!)もちろん草刈りも、木の伐採もこれでやります。
こんなステキな鞘付き。
こんなステキな鞘付き。
でも鞘に入れないでおいたらこんなに錆びちゃった・・・でも、長さといい固さといい、雑草の切れ端の骨材の入り、壁土のように丈夫にこびりついている泥を落とすには最適だったかもしれません。
でも鞘に入れないでおいたらこんなに錆びちゃった・・・でも、長さといい固さといい、雑草の切れ端の骨材が入り、壁土のように丈夫にこびりついている泥を落とすには最適だったかもしれません。
ものすごく泥が詰まっていて、半日かかっちゃいました。
ものすごく泥が詰まっていて、半日もかかっちゃいました。

苦闘の末まあまあきれいになった内側。まだ草が引っ掛っていますが、手前のローラーは回るようになりました。泥も落ちてかなり軽くなったのではないでしょうか? 刈り歯はそんなに減っていないみたいですね。一応鉄の地肌は見えています。このままだと錆びてしまうのでCRCを思い切りぶっかけました。
苦闘の末まあまあきれいになった内側。まだ草が引っ掛っていますが、手前のローラーは回るようになりました。泥も落ちてかなり軽くなったのではないでしょうか? イチョウの葉っぱ型の刈り歯はそんなに減っていないみたいですね。一応鉄の地肌は見えています。このままだと錆びてしまうのでCRCを思い切りぶっかけました。
洗い上がり。最初の写真とあまり変わっていないように見えますが、泥が落ちて軽くなっていると思います。
洗い上がり。最初の写真とあまり変わっていないように見えますが、泥が落ちて軽くなっていると思います。
乾くと艶消しになってしまうので外側にも油を吹きかけておきます。
乾くと艶消しになってしまうので外側にも油を吹きかけておきます。

『コンバインの終業清掃を見てきました』の記事のとき、ちょっとコンバインの洗車をやってみたい・・・なんて感想を持ったのですが、前言撤回です。これがコンバインだったら一日はゆっくりかかってしまう・・・

僕は単車に乗るたびに洗ってあちこちに給油していますが、これって趣味のものだからかもしれません。一日目いっぱい働いてそのあと洗車っていうのもなかなかキツいものがあります。

農機具は泥とか土とか付いてしまうオフローダだと思います。ドライブハローとか田植機とか皆さんは泥だらけになるものをどんな頻度で洗っているのでしょう・・・

その際は何か洗車グッズとか使ってるのかな?

僕は洗車の際の泥の搔き落としにマチェテを使ったわけですが、初めは木の棒を使ってみました。でも、これがやりにくい上に楽しくないんです。

ふと思いました。カー用品店などに色々洗車グッズってありますけど、辛くて楽しくない洗車を楽しくやり過ごすために洗車グッズはあるのではないかと・・・

木の棒では楽しくないけどマチェテではガマンできる。そして専用グッズなら楽しくできる・・・

単車用品のカタログにもこんなのがありました。ブラシも細かいものから大きいものまでセットで・・・¥8500もしますけどね。
手元の単車用品のカタログにこんなのがありました。ブラシも細かいものから大きいものまでセットで・・・¥8500もしますけどね。
ネットでも見つけました。こんなのです。
ネットでも見つけました。こんなのです。

やっぱり、こういうのがあったら楽しくできるよなあ・・・

そういえば単車を整備するときに下に敷くマットも売ってるんですよ。やっぱりネジを下に落としてしまったりするし、この上で整備すれば見栄えがいいですからね。
同じくカタログよりですけど、単車を整備するときに下に敷くマットも売ってるんですよ。やっぱりネジを下に落としてしまったりするし、この上で整備すれば見栄えがいいですからね。
できる男は仕事場がキレイ・・・って訳ですよね。
できる男は仕事場がキレイ・・・って訳ですよね。
ゴムやプラスチックのつや出し剤、泥落とし洗剤、場所や用途、汚れの相手によって色々な洗剤も売ってるんです。(あ!単車用ですよ)
ゴムやプラスチックのつや出し剤、泥落とし洗剤、場所や用途、汚れの相手によって色々な洗剤も売ってるんです。(あ!単車用ですよ)
と、やっているうちにネットでこんなものを見つけました。プラスチックの泥落とし用ヘラ(単車用)。こういうグッズ使ったらマチェテ(山刀)よりも楽しく洗車できそうです。
と、やっているうちにネットでこんなものを見つけました。プラスチックの泥落とし用ヘラ(単車用)。こういうグッズ使ったらマチェテ(山刀)よりも楽しく洗車できそうです。
こんなのも見つけちゃいました! チェーン洗浄用ブラシ。普通のブラシを使う場合はチェーンの面それぞれをゴシゴシしなくてはなりませんが、これなら3方一気にゴシゴシできます。
こんなのも見つけちゃいました! チェーン洗浄用ブラシ。普通のブラシを使う場合はチェーンの面それぞれをゴシゴシしなくてはなりませんが、これなら3方一気にゴシゴシできます。

これらはアメリカの人たちが考えたものですけど、おもしろいですよね。ニッチな便利グッズ、日本では100円ショップなんかで見かけますけど、アメリカではけっこうな値段で売ってます。

アメリカではきっと泥をマチェテで落とすなんて考えもしないだろうし、チェーンを歯ブラシで汚れ落としするなんてまっぴらゴメンな人たちなんです。(きっと)

便利グッズのニーズが日本とは違うのでしょう。でも、こんなグッズがあったら洗車ライフを楽しく過ごせるんだろうなあ・・・

・・・と、まあまあオチがついたところでまた明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“スライドモア終業洗車?清掃?(お掃除グッズのことなど)” への4件の返信

  1. 愛読者さん こんにちは

    わあ!ちゃんと専門道具があるんですね!
    もちろんこういう用途に使うものだと走りませんでしたが
    コンバイン鎌、どこかで見たことあるような気がします

    泥落としのヘラもプラスチックじゃないので強力そうです

    特に、コンバインはオフシーズンが長いので、次に使うまでにアウターケーブルとインナーケーブルが固着してレバー操作が伝達できなくなっちゃってるコトもあるんです。

    これは恐ろしいですね
    休み時間が長い+洗車でこんな事が・・・

    確かにマメに洗車する人はちゃんとベアリングやワイヤーまで気を配ってますものね
    洗車は避けて泥を落とすだけしておくというのも合理的です

  2. 木田さん こんんちは

    内側の飛散した泥は やはり耕運に使うロータリー並みに泥がつきます。泥が付くとモーアが重くなり モーアが前ノメリになり後が浮いてしまいます。

    「なんでこんなに泥がつくのだろう」と思ったのですが、そういうものなんですね!
    ロータリー並みに泥がつく・・・まさにそんな感じです
    ロータリーの裏側を覗いたことはないんですが・・・)

  3. コンバインの掃除で重宝する道具で、通称「コンバイン鎌」というものがあります。
    https://www.monotaro.com/g/00542701/
    https://www.monotaro.com/g/01154403/
    https://www.monotaro.com/g/00400884/

    本来は、稲刈作業中に刈り取り部周辺に詰まったワラ屑や泥を取る道具なのですが、掃除の時にも便利です。

    絡みついたワラや草を切断し、泥を刮げ落としたりできるので、モアの掃除にも役立つと思います。

    泥落しに特化した道具もあり、乾いてガチガチになった泥を刮げる場合は、こちらがオススメです。
    https://www.monotaro.com/g/01020684/

    チョット横道に逸れますが、農機具って、基本的には高圧洗浄しない方が良いみたいです。

    コンピューターや電装品の入っている部分は当然ですが、ベアリングやオイルシール、ワイヤーなどにも高圧洗浄で水が入り込むと傷みます。

    特に、コンバインはオフシーズンが長いので、次に使うまでにアウターケーブルとインナーケーブルが固着してレバー操作が伝達できなくなっちゃってるコトもあるんです。

    うちのコンバインやトラクターの取説には「機械を損傷させないように洗浄ノズルを拡散し、2m以上離して洗車してください。」って書いてありますし、「泥は乾ききるまで置いてから刮げ落とす。水洗いはしない。」っていうヒトも居るんですよ。

  4. うちも 自走式ハンマーナイフモーアを持っています。
    これもある程度使ったら清掃しないと 使いにくくなります。内側の飛散した泥は やはり耕運に使うロータリー並みに泥がつきます。泥が付くとモーアが重くなり モーアが前ノメリになり後が浮いてしまいます。特にモーアを持ち上げ バックした時 停車した時ですね。
    汚れは機体のバランスを著しく狂わせますので ホントバカにできません。

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