① 田植え作業でまっすぐに植わっているという事で許容されるのは数センチ以内。 ② 田起こしや代かき作業が上手にできていないと,耕盤が凸凹で田植機は前後・左右に大きく揺れる。 ③ GPSや地磁気感知器は金属機体の影響を受けず,作業に邪魔にならない場所(頭上)に設置するしかない。 ④ 揺れる機体(③の理由でセンサーの設置場所は一番揺れが大きい)を数センチの誤差で直進させる。
この開発にあたっての課題・条件は, ① 田植え作業でまっすぐに植わっているという事で許容されるのは数センチ以内。 ② 田起こしや代かき作業が上手にできていないと,耕盤が凸凹で田植機は前後・左右に大きく揺れる。 ③ GPSや地磁気感知器は金属機体の影響を受けず,作業に邪魔にならない場所(頭上)に設置するしかない。 ④ 揺れる機体(③の理由でセンサーの設置場所は一番揺れが大きい)を数センチの誤差で直進させる。 ということだったと思います。
おじまさん こんにちは
GPS式に限らずいろいろ外的要因があるんですねえ・・・
使い方も様々なようですし、機能を一つ開発するのも大変なんですね
それにしてもまっすぐの基準が誤差数センチとは・・・でも、10センチから1センチまで幅はあるか・・・
直進田植機を見に行った時の開発担当者の説明内容とかを少し思い出してきましたので,追加の書き込みです。
この開発にあたっての課題・条件は,
① 田植え作業でまっすぐに植わっているという事で許容されるのは数センチ以内。
② 田起こしや代かき作業が上手にできていないと,耕盤が凸凹で田植機は前後・左右に大きく揺れる。
③ GPSや地磁気感知器は金属機体の影響を受けず,作業に邪魔にならない場所(頭上)に設置するしかない。
④ 揺れる機体(③の理由でセンサーの設置場所は一番揺れが大きい)を数センチの誤差で直進させる。
ということだったと思います。
余談(担当者がこっそり教えてくれた話)ですが,
地磁気とジャイロを使ったこの実演機,実用レベルに達したという事でお披露目されたわけですが,
実は,田んぼの隣に大きな鉄骨の建物があるとそれに影響されて誤差が大きくなってしまうとのことでした。
もうひとつ余談です。
20年位前に,知人が使っていたクボタの8条田植機(NSR8だったかなぁ)には運転席の他に,両側の後輪の上あたりにも座席が着いてましたよ。
おじまさん おはようございます
地磁気を利用した直進キープ機能ですか!
詳しくはわかりませんがなんだか誤作動が多そう・・・
慣性航法装置のほうが確実そうですけど誤差が大きいのかな?それとも価格が高いのかな?
手放しでまっすぐ走れるのなら、確かに一人で苗を補給できますね
ボーッっと田植機に乗っていなくても仕事はあるか・・・
この場合は運転者がラクできるわけじゃななくて仕事が増え、一人減らす省力化
そのうち農業でも長時間労働で過労なんてことが現実的になってきたりして・・・
こんにちは。
>>ハンドルに手を触れなくても自動で舵を切っているのがわかるでしょうか?
考えてみるとただそれだけの機能。まっすぐ走れる人にはまったく必要のない機能とも言えます。
10年位前の事ですが,埼玉にある生研センターに当時開発を進めていた「直進田植機」の実演会を見に行ったことがあります。
その時の開発機は高価なGPSは使用せず,地磁気を感知して直進部分は自動走行するというものでした。それでも精度(誤差)は100mで15cmあるかどうか(たまに大ハズレしてましたけどね)で,初心者が植えるよりはまっすぐでした。
その時には共同開発をしていた各農機メーカーからまもなく発売されるという触れ込みでしたが,とうとう発売はされず,今のGPS搭載型での発売になったようです。
「まっすぐ植える腕のある人には必要ない」というのはその時の私の思ってたことと全く同じですが,
その実演会にわざわざ北陸の方から見に来たという農家の方と話していたら,
(地域によってなんでしょうが,)大型の田植機は通常2名乗車で,一人が運転手,もう一人が苗補給係です。
できるだけ田植機が停車しているロス時間が無いようにして作業するのが普通なんだそうです。
茨城では見ない光景ですが,この作業体系に慣れている人たちから見ると,
自動直進してくれる田植機は,運転する人が旋回時以外は苗補給係もできるので,人手が半減できる画期的な機械に見えるという話を聞かせてくれましたよ。