先日の草刈りの時、見慣れない花を見つけました。葉っぱはなく、地面から茎を伸ばしその先にピンクのユリのような花をつけています。唐突なその姿に「絶対ヒガンバナの仲間だな」と思いました。茎なんか色といい形といい彼岸花そのものって感じです。
いずれにしても初めて見ます。もしかしたら以前から出ていたのかもしれませんが、セイタカアワダチソウの影になっていては見ることもかないませんからね・・・農地維持活動によって出現したと言ってもいいかもしれません。
ナツズイセン(夏水仙、学名: Lycoris squamigera)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
和名は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから。また、花期に葉がないことから、俗に「裸百合」とも呼ばれる。
地下に鱗茎を持つ。秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出す。
8月中旬から下旬に鱗茎ひとつに対して1本、60cmほどの花茎を伸ばし、ピンク色の花を咲かせる。花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿となる。