ラリーはボリビアに入り、本格的なラリーの様相を呈してきたみたいです。ボリビアに入ると高度はなんと4600m! ナビゲーションの難しさなのか、高山病なのかわからに頭痛に襲われそうですね!
ウユニタイムズ?は、最初にラリーの入るウユニは準備ができていると伝えています。ホヤ・アンディナ空港はダカールが近づくにつれて飛行機の増便を計って、普段は昼間だけの運行を24時間態勢にして毎日500人のほどの観光客を受入れているそうです。
ラリーがくると道路が規制されるため、夜に入っても人々の流入が続いたようです。ウユニ市内の宿泊施設はほぼ満杯で空きがなくなっているようですね。
その他、昨日今日の話題をネットから拾ってみました
ラリーのルートは公表されていないのですが、近所の人、いや、かなりの範囲の現地の人は知っています。そして、お気に入りのポジションで思い思いに楽しんでいるってわけです。
もし、大場町にダカールが来たらきっと誰かが情報を聞きつけてきたり、試走の様子を誰かが見ていたりして、どこを通るかあっという間に広がってしまうでしょう。それと同じことですね・・・きっと。
このマップの持ち主はペールーから参加のクワドライダー。彼のホームグラウンドは砂丘で、雨続きの今回のダカールには辟易しているようです。確かに、水分は全部アンデス山脈で塞き止められてペルーには空っ風しか吹いてこないですからね。
とにかくずぶぬれで、つぎのステージではホントかウソかウエットスーツを着たそうです。(よくそんなものを持ってたな・・・それとも現地で買ったのかな?)
彼が考えるに、くじけるというか、自分に負けるというか、そういう気持が一番悪いと思っているみたいで、気持を高く保つための方法をマップの書き込みに見つけたそうです。
ここぞと思うようなところに、その時の未来の自分に対するメッセージを書き込む・・・「よっしゃ!よくやった!」とか「コンチクショー!」・・・そんなことしてるんですって!おもしろいですね。
右手でナビゲーションと、ブレーキとクラッチ、そしてアクセルを操るのだそうです。それだけでも頭が混乱するくらい大変なのに、両手を使ってもすごく力の必要(なにせ1:1のステアリングでもちろんパワステなし)な四輪バギーですから、よっぽど鍛えてるんです。
スペインから参加のゼッケン295。彼も応援しなくちゃ。
毎年二輪の部門を活性化させているルーキーでもある彼は、親が予算の問題で断念したダカール出場の夢をついでの参加だそうです。水没によるストップも、親切な現地の人たちがガソリンをくれたり、クルマでビバークまで引っぱってくれたりという、南米のホスピタリティにトラブルまで楽しんでいるようです。
エルニーニョの影響で大雨が降ったりしているようで、そのせいで地面がグチャグチャでも、参加する人たちの気持は固まって、辛い中にもラリーに体や心が慣れ、楽しむ余裕が出てきたみたいですね。