ずーっと処理できなかった映像の成仏シリーズの24年の飼料稲定点観測最終型です。長いのでヒマなときに見てください。とはいっても、2/17から8/21までの6ヶ月をかいつまんで数日、6分弱なんで短いともいえます。
2月から8月までの飼料稲作り定点観測映像(6分程)
1日中眺めている事はないのでそれまでは気がつきませんでしたが、それを短縮して見ると人が少ないこのあたりでも人が出る時は一斉に出ています。植物相手の作業はお天気に左右されるからなのでしょう。あらためて「農業」っておもしろいなあって思いました。
これだと地域同士は出勤時間や働きかたはほぼ一緒ということになります。農業を中心にするということが地域のまとまりを作っていたんだなあ・・・と思いました。
狩猟社会だと個人か家族単位でてんでバラバラに行動するので、もう少しまとまりは小さかったかもしれません。
ほとんどの人が勤めるようになって農業をプロに任せてからは職場中心の社会というかまとまり。
そして今は・・・
会社はフレックスだったり在宅勤務だったり、ネットが発達して働く場所も様々なので職場というまとまりも少ないのかな?
とすれば趣味を通じた社会だったり、ネットのコミュニティみたいなものに変化しているのかもしれませんね。
「まとまり」ってこういう風に使うと「違いの少ない」とか「均質」ってイメージになっちゃいます。ネットのコミュニティも趣味の世界も住んでいるところや仕事は違っても共通の話題があるということだから「共通」というのも「違いの少ない」とか「均質」とそんなに変わらないか・・・
となると、兼業のススメとかお気楽農業のススメとか家庭菜園のススメとか週末農業のススメとか真剣にやってもいいような気がしてきました。多様な考え方の背骨に自然や農業があれば緩やかにまとまれそうですもんね。もしかしたらそいううつもりで農地・水保全管理支払交付金という制度も作られたのかな?