おさらいで描いたように「はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー」に出てくる働き者のトラクターはみなさんの捜索の結果、ひとまずインターナショナルトラクターTD-18ではないか?という結論になりました。
そしてその働き者で、最も戦争とかけ離れていそうな農業機械であるTD-18が第二次世界大戦中、たくさんたくさん出征して戦地へ赴いていました。↓その所属部隊のアメリカ海軍の建設工兵隊SeaBee。
構成員募集の映画は「The Fighting Seabees」でした。
http://www.youtube.com/watch?v=Sk-CM9pr5kQ1944年にリリースされたパブリックピクチャー社製作、100分ほどのあらたな隊員募集のための言ってみれば宣伝映画みたいです。主演はジョン・ウェインとスーザン・ヘイワード。間があいちゃったけれど、このあいだはなんだか日本の兵隊が人間らしく描かれていないな~って話でした。
もちろん、SeaBeeは「けいてぃー」の所属部隊で、その象徴でもありますから、映画にはたくさん「けいてぃー」らしきトラクターが出てきます。
「けぃてぃー」たくさん
トラクターが直接攻撃に参加している!
インターナショナルトラクターばかりでなくキャタピラーも小型から中・大型まで・・・総数もそうですが用途に合わせて大きさも数種類も送り込んでいたんです。
映画もお話として一応筋があるので全部は書けませんけど、工務店の親方ジョン・ウェインは、民間人として従事した最初の仕事の後に「戦場に民間人がうろちょろしてたらまずいっしょ」という声もあり、新たに創設されたアメリカ海軍建設工兵隊部隊(Consutruction Battalion 働き者の蜂のようだということで海の蜂SeaBee)の指揮官としてちゃんと軍事訓練を受けて赴任することになるのです。
一般の人が工兵隊部隊員として軍事/建設などの技術訓練を受けるのと違い、仕事のほうはもうプロとしてやっている工務店をそっくり部隊として抱えてそのまま軍事的訓練を施して戦場に送り込んじゃおうというのは理にかなってますよね。
せっかくリサーチしたししてくれた人もいるのでまだまだ続きます。
Dさん おはようございます
ほんとです!
こんなところに・・・
引きやすそうなノブが付いて、プルスタートできるのかな?
なんだか空力に影響しそう
2次大戦中のドイツのジェットエンジンは始動用の2ストエンジンが頭についていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9_%E3%83%A6%E3%83%A2_004
OPさん おはようございます
ひゃ〜〜〜 おもしろいです
多分日本だったら大きなクランクで2人掛かり
息を合わせるのが大事で、しかもすっごくコツがいる・・・みたいになるんじゃないでしょうか?
それは大変だから小さいエンジン載せちゃいましょうってのがアメリカっぽいです
このノリ結構好きです
JDのほうも小さなエンジンが付いているのですかね?
ダブルエンジンに起動用エンジン2基??
いやホントおもしろいですねえ・・・
使う身になってみないとこういうところに気がつかないですよね
ダカール記事お疲れ様でした!
ようやくけいてぃーに戻ってこれましたね(笑)
当時の重機という事は立派な電気セルモーターも珍しかった時代なので、
ハンドクランクかCATの様なサブエンジン?で始動してたのでしょうか。
youtubeで見たのですが、
先に小さなガソリンエンジンをハンドクランクでかけ、
そのエンジンのチカラで主機であるディーゼルを始動する、
という、まどろっこしさ も仕事で使うのは嫌ですが(爆)見てる分にはとても面白いです。
CATのトラクタ。年代的には近いのでは。
http://www.youtube.com/watch?v=vVznsmwsd7I
これは当時モノでは無いですが仕組みは同じで、
しかもトラクタ二つ分なので最高のまどろこしさです!
http://www.youtube.com/watch?v=xkshQr_Na6w
これが戦車になると、
用途が用途だけにセルとクランク両方使える物もあったようです。