ツバメのヒナが生まれ、ちょっと失礼してビデオを設置してみました。映像を見ていたら色々と面白いことに気がつきました。ビデオの編集ができたらここにアップしますので詳しくはそれで見てもらうとして、今回の映像で2点僕の知らなかったことがあります。
●その1エサの与え方取り方
ヒナは意外と大食い→お母さんは大変だ
ツバメのお母さん?はヒナが生まれるとそれはそれはしょっちゅうエサを運んでいますが、僕は虫を一匹捕まえたらその都度素に持ち帰るのだと思っていました。
しかし、ビデオを見てみるとそうではないことがわかります。くわえられるだけ虫(羽虫系)をくわえて巣に持ち帰っているのです。くちばしにずらっと虫をくわえていますが、それらはほとんど一匹のヒナの口に収まってしまいます。
ツバメのエサの取り方
友人の刺身の取り方
なんだか友達の鰹の刺身のすくい方を連想してしまいました。一度に何切れもとることができて効率が良いのだそうです。こりゃあツバメのお墨付きですから間違いないですね。
刺身も虫も、一切れ一匹では満足感が出てきません。手間ひまかけた刺身も手間ひま掛けて取った虫も一気にごっそり食べさせる・・・愛ですねえ。
●その2ウンチの処理
空荷では帰らない
ヒナにエサを与えたあと親はしばらくあちこち点検をしています。ヒナはお尻を思い切り突き出して巣の外にウンチをしようとしますが、それを親はぱくっとくわえて外に捨てるのです。
みているとウンチはマシュマロみたいに比較的硬めみたいです。ヒナが下に落ちて死んでしまったりするのは、もしかしたら排泄のためにお尻を突き出しすぎて巣から落ちてしまったのかもしれません・・・トイレも命がけです。
飛んでいるツバメの数は変わらないのに、ヒナが生まれてからツバメの飛行経路にウンチがたくさん落ちているのはこういうわけだったのです。これなら巣はいつでも清潔ですね。