田んぼの中に生えていて、つやつやした幅の狭いハート形の葉っぱ、紫色のつぼみ、全体としてはホテイアオイに似たような感じのコナギです。7月から気がついていて花を楽しみにしていたのですが、結局つぼみかしおれた花しか見られませんでした。
7/26・・・葉っぱだけです
ウィキペディアによると
コナギ
(小菜葱、子菜葱、小水葱、子水葱、学名:Monochoria vaginalis var. plantaginea)は、ミズアオイ科に分類される一年性の水田雑草。ツバキバ、ツバキグサ、ナギ、イモグサ、ササナギ、ミズナギ、トリノシタ、ハートグサといった別名がある。なおナギ、ミズナギは同属のミズアオイ Monochoria korsakowii の別名でもある。
特徴
一年草で、地下茎などは持たない。茎は根元で数本に枝分かれし、小柄なものは地表をわずかに這い、大柄なものはやや斜めに立ち上がる。葉は長い柄があり、葉身は細い披針形から心形まで変異に富み、また成長段階によっても変化する。おおむねよく育つと幅広くなる。全株やわらかく、緑色で葉身表面はつやがあってやや色が濃い。
晩夏から晩秋にかけて葉柄の基部に短い房状の穂を出し花をつける。花はホテイアオイのそれに似るがずっと小さく、花弁はより細長い。花色も青紫となり異なる。受粉後に果実を実らすと花穂は萎れ下向きになる。冬に至ると植物体は種子を擁した花穂を残し枯死する。果実は熟すと裂け、種子は水面に浮かんで散布される。人間との関係
日本人との付き合いは古く、同属のミズアオイと共に万葉集に本種を読んだ歌が収録されている。また江戸時代頃までは食用にされていた。ベトナムでは今でも食用にする。
しかし今日の日本では、水田耕作における強害草のひとつに数えられている。本種はイネより成長が早いため、すぐに影をつくりイネを遮光し成長を阻害する。また成長に際し過分な窒素分を要求するので、水田に生えた場合イネの窒素吸収を阻害する。そもそも発芽に際して酸素を嫌うという変わった性質から、地表を水で覆う水田は結果として本種に絶好の環境を提供している。ただし除草剤に対する耐性がないため、除草剤を撒いている田にはあまり生えない。ゆえに無農薬農法によるコメ作りをしている田に執拗に生え、こうした農法に従事する農家の悩みのタネになっている。なお近年は除草剤に対して耐性を有する個体も出現している。
へえ〜〜・・・食べられるんですね
葱(ネギ)の字が当てられているのはどうしてなんでしょう?縦の繊維がはっきりしているからでしょうか?「葱」を辞書で引いたら食べるネギのことしか出てこなくて、ユリ科だとありました。何だか全然関係ない感じです。
8/24・・・つぼみは見つけたのですが・・・
9/18・・・状況変わらず・・・
たくさん茂った葉っぱの下でこっそり咲くみたいなんで、なかなか見るのは難しいかもしれませんが、見てみたいです。