
出てくるとしつこくって、あっという間に茂ってしまうツル性の雑草。調べてみたら「ヤブガラシ」というのでした。茎はチクチクした細かい細かいトゲに覆われていて、葉っぱはちょっとヌメッとツヤがあります。
ウィキペディアによると、
ヤブガラシ(藪枯らし、Cayratia japonica)は、ブドウ科ヤブガラシ属のつる植物。 和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。
ひゃ〜!うまいこと言います。たしかにこれが生えるだけで、何だかすっかりビンボー臭くなる、がっかりな雑草です。「庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える」・・・見てきたようなこの書き様に、すっかり感心してしまいました。



どうもコイツは、平らなところでは生きて行けないようで、家の裏っかわに何かを放置したとたん、スイッチが入ったようにはびこり始めます。ビンボーを知り尽くしている草、ヤブガラシです。

それでも、虫たちは大変お好きなようで、同じくウィキペディアによれば、
葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生する。それぞれの小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。
花は葉と対生する散房状の集散花序につき6-8月ごろ徐々に開花する。花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。
アゲハチョウが大変お気に入りで、いつもいつも複数やってきています。このオレンジ色の花盤(あまり聞いたことのない言葉です)がお目当てだったのですね。



ついでにマメコガネ
ついでにウィキペディアでマメコガネを引いてみました。
マメコガネ(豆黄金) Popillia japonica は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科に分類される甲虫の一種。植物食の小型のコガネムシである。
日本在来種だが、移入した北アメリカで繁殖して大害虫となり、”Japanese beetle”(ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれて嫌われている。成虫は体長8mm-15mmほどで、小型のコガネムシである。
日本全土に分布。成虫は夏から秋にかけて発生し、マメ科植物、ブドウ類、ヤナギ類など様々な植物にやってきて花や葉を食べる。ダイズやブドウなど農作物の葉も食い荒らすので害虫として扱われる。
害虫、しかもジャパニーズ・ビートルでしたか・・・
すぐに撤去せよ・・・というので除去してきました。
写真がたくさんで長くなってしまうので畳んでおきます。
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追記
友達がすぐに撤去せよというので、考えました。
確かに、貧乏は仕方ないけど、わざわざ好んで貧相に見せることもないですものね。とにかく今起こっている、このビンボーの侵略に対して全く対処しない・・・というのは明らかに怠慢であり、そういう気持は人をビンボーにしてしまいそうです。
しかし、このような絡まりあったものをどうやって除去するのだ? !!!ひらめきました!!!これです。
待ってろビンボー!これでやっつけてやる






