カラスウリの実の写真はたくさん撮っていましたが、カラスウリの花はまだでした。
カラスウリの花をやっと捉えることができました。夜咲くので、なかなか見るチャンスがなかったのですが、たまたま朝、閉じ切らないカラスウリの花を見かけたので、思い出して写真を撮ることができました。
ちょっと長いですが、ウィキペディアによると、
カラスウリ(烏瓜、Trichosanthes cucumeroides)はウリ科の植物で、つる性の多年草。朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。
花期は夏で、7月~9月にかけての日没後から開花する。白色で5弁のやや後部に反り返る花弁は、縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、直径7~10cm程度の網あるいはレース状に広がる。
こうした目立つ花になった理由は、受粉のため夜行性のガを引き寄せるためであると考えられており、スズメガのような大型のガが飛来し、吸蜜、受粉に与る。
花筒も非常に長く、スズメガ級の長い口吻を持ったガでなければ花の奥の蜜には到達することはできず、スズメガが蜜を吸うために長い口吻を花の奥に差し込むと、顔面に雄しべや雌しべが押し付けられる。
花は翌朝、日の出前には萎む。
とあります。スズメガのような大型の蛾を誘っているのだそうですが、見れば見るほどあやしい花です。そしてお蜜たっぷりとのことですが、毒でもありそうなその姿。これは、一見さんお断り、スズメガ様だけのお店だったのです。
カラスウリの花(雌花)
おつぎは雄花ですが、写真がたくさんで長くなってしまうので畳んでおきます。
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カラスウリの花(雌花)
真っ暗な中でスズメガの来店を待っている一夜限りのお店。これで本当に来てくれるのでしょうか? そこまでは確認できませんでしたが、たくさんの花をつけて去年より繁栄しているカラスウリを見ると、気がつかないうちにスズメガはやってきているのでしょう。