目を凝らしていると、春もそうでしたが、夏になってもシソの仲間(本当に多いなあ)は健在です。今度はイヌゴマです。
どうでもよいことかもしれませんが、この「イヌ」が付く植物って本当に多くて、イヌタデ、イヌホウズキ、イヌビエ、イヌハッカ、イヌムギ、イヌガラシ、イヌヒユ、イヌホタルイ・・・なんだか枚挙にいとまがないです。
「イヌ」が付く意味として、役に立たないだの、「否(いな・・・思ってたのと違ーう)」だのさんざんな意味合いとして、正規品名にプラスして名前がついているみたいですが、こういう名前も含めて、「アスナロ(明日はヒノキだガンバロウ!)」とか、「マテバシイ(待ってりゃいいこともあるぜ!シイの木だ!)」などと、本人やイヌが聞いたら怒るような名前がたくさんあります。
他の誰でもない「イヌゴマ」だったりするわけですが、人間が名前をつけると、どうしても優等生(言うことを良く聞き、要求したことをそつなくこなす有用な人)と対比して名前をつけてしまうようです。言ってみれば光に対する影、明に対する暗・・・余計なお世話なんですけどね。
これが欧米だと白と黒で「ブラックゴマ」なんてなっちゃうのでしょうか?それじゃ黒ゴマか・・・あ!天使と悪魔で「デビルセサミ」かな?
実際ゴマ抜きでで見ると、元気でまっすぐな葉っぱと、茎の周りを取り巻いて、ピンクの(良く見ると)複雑な形状の花のついたきれいな植物です。
イヌゴマ(写真はクリックで拡大します)
花を拡大してみます
サインはいいけど、ちょっとおっかない(罠?)
ま、きれいだからいいか
さっそく虫がやってきました
追加:イヌゴマは8月のほうが多いみたいです