薪ストーブも今年で6年目に入りました。暖房はこれ一本なのですが、今までどれだけ薪を使うのか考えていなかったので、薪の使用量収支の予測を立ててみました。ストーブは小さいのでそんなに燃料を喰わないように思えますが、なにしろホームセンターで買った安物なのでもしかしたらアメ車並みに喰うかもしれません。
まずはどれだけ一日に使うのか?
一日に使う量は、一年乾燥させた薪(主にシイノキです)はバケツ三杯です。今は寒いので一日中焚いています。これでだいたい戸を開け放した2部屋を20~24度に暖めて、20時間ぐらい持ちます。(これ以上温度を上げたくても、ストーブが小さいので、今度はストーブがとろけてしまいます。)重さを量ってみます。
ということは大体一日20キロ、1k/H ということですね。今年は10/29から使っています。例年4月中旬まで使っているのですが、計算がめんどくさいのでおおむね180日使ったとします。
1月2月の本当に寒い時期だけ一日20キロ、その他は80%の使用量として、1シーズンに乾燥した薪を約3トンも使っています!(少し多めに出ていると思いますが)
入ったら出るものもある。まずは灰。
計るの忘れちゃったのですが、大体2キロくらいでしょうか。燃やす薪の種類によっても違います。松とか杉みたいな軽くて火力のある薪は、灰もふわふわしていて、体積のわりに軽いのですが、ケヤキとかシイノキとか重い薪を燃やしたときは、灰も重い感じがします。
これも5日で2キロとして、簡単に180日で考えると、出る灰は1シーズンに70キロあまりです。体積は重さのわりに結構あるとは思います。
そしてもう一つ。ススも出ます。
ススはもう一度ストーブに入れて燃やしてしまったりしますが、一ヶ月でだいたい一キロ。ということは、ススは1シーズンに6キロ出るということになります。
ほとんどの質量は、部屋を暖めてお湯を沸かした後に、お空に昇っていってしまったことになるんですね。
そうです!熱と水と二酸化炭素です
薪の含水量は自宅にて
半年野外で乾燥
割ってから1年屋根の下で乾燥した平均です
おおよそのざっくりとした感覚でしょうか
かなりの重量が煙と消えている・・・・
なんとなくCO2削減議論の単位「トン」というのも
よくよく考えれば身近なものに思えます
マンガの収支に、酸素と水と二酸化炭素が抜けてますね。それから、薪の含水量はどんなモンなんでしょう?
いや、単純に化学反応と見た時の発熱量はどんなイメージかな?と思った次第。