みなさん色々なキーワードで検索してこちらにいらっしゃいます。レンタルサーバーのレポートでそれを知ることができるのですが、それをみているとWEB上の季節感というか、こんなに訪れる人が少ないサイトでも小さな小さな世の中の動きが見えるような気がするときがあります。あくまでも「気がする」だけで、それが正しいかどうかはわかりませんが・・・
日本列島は長い
当初は検索エンジン(googleやyahooなど)にインデックスされていなかったので、始めた4月頃はよくわかりませんでした。でも、夏頃からだんだん感じるようになりました。夏だったら「セミ」のことや「鳥」、「コウモリ」のことで検索して見える方が多く、「夏休みの宿題で調べているのかな」と思えたし、夏が過ぎたあたりから、「ホテイアオイ」「アキアカネ」や「カラスウリ」「ヒシ」など、いま大場町島地区にあるものが、来る方の検索対象になっていました。
秋になれば「案山子」や「稲刈」や「モミスリ」など。冬になれば「ロゼット」や「川からのぼる湯気」など、本当にいま起こっていることが検索対象になっています。
また、季節が終わって島地区にもうなくなってしまったものでも、日本列島が長いせいで、他の旬の地方で調べる人がいるのでしょう、そのキーワードで検索している人は急にいなくなることはありません。日本列島全体の興味はじわじわとゆっくり次の方向へ向かって行くみたいです。
農作業でもそうです。こちらで稲刈が終わってしまっても、稲刈のキーワードの方はかなりいますし、コンバインの整備、掃除などもやはり同じように、こちらで終わってしまったとしても、まだこれからの人がいるのです。
せっかくきてもらったのに・・・期待に添えずすみません
問題は調べたいことがぴったり出てくるかということなのですが、これはなかなかうまく行っていないみたいです。
たとえば、「米、赤虫」で検索して見える方が多いのですが、これがずっと謎でした。この人たちはみんな田んぼにいた赤虫の記事に飛ばされてしまうのです。どう考えても、そんなに赤虫(ユスリカの幼虫?イトミミズ)に興味がある人が多いとは思えません。望んだ記事にたどり着けないので、色々と検索のキーワードを変えていらしても、やはり田んぼにいた赤虫の記事にいってしまいます。
どこかに落とし穴があって、そちらへ流れる道ができてしまっているようです。赤虫に関するいろいろな検索語を総合して考えてみると、これは夏が暑くて米の保存がうまく行かなかったのでしょう。米にメイガやコクヌストなどの(白米を食べる害虫)幼虫がついたのではないか?と想像します。赤虫(イトミミズ)ほどは赤くないと思いますが、精米された白米に混じっていれば、赤い虫「赤虫」と言えなくもありません。
そいつがいつもより暑い夏のせいではびこって「気持わりぃ!何これ?」ってことでネットで検索すると言う筋書きです。多分当たっているんじゃないかなあ・・・
今年の夏の暑さのせい?
また、稲刈が終わった後、「新米の水加減」とか、「米 堅い」というキーワードの検索が多かったのですが、これも今年の夏の気候のせいでお米の出来が悪く、水加減に苦労している人が多いのではないか?と、思っています。
たまたま、内陸部のコシヒカリの新米をいただいたのですが、普通の水加減では鍋炊飯のせいなのかとても堅い感じでした。炊きたてはそれほどでもないのですが、翌朝のおにぎりがおいしくないのです。水加減がすごく難しい・・・おいしく食べられる良い水加減のレンジがすごく狭くて、足りないと堅く、過ぎるとベチャベチャという、ちょっとした水の量の変化で行ったり来たりしていました。これも、もしかしたら同じように考える人たちがいて、水加減を探っているのではないでしょうか。
おまけ。愉快な検索ワード。子供かな?
時々吹き出してしまうような検索ワードがあります。子供かな?色々あったのですが、覚えているものでは、「目の位置」なにを調べたかったのかわかりませんが、この記事へ飛んでいます。また、「鳥の目怖い」などというのもありました。それはこちらかこちらへ飛んでいます。思う通りの記事があったのでしょうか、気になりますねえ。傑作検索ワードベスト10なんかやったら面白いですかねえ・・・近々やってみようかな。
大きなサイトなら世の中の動きが丸わかり?
たくさんのコンテンツを持つ大きなサイトなら、この検索語もたくさん集まるのでしょうから、居ながらにして世の中の動きと言うか、人々の興味の対象が動いて行くようすや、季節の移り変わりがよくわかって面白いでしょうね。
それにしても、このサイトに来た方は目的の情報を得ることができたのでしょうか?気になります。よく、企業のサイトのQ&A欄などで、「lこの情報はあなたの役に立ちましたか?」「はい」「いいえ」などの投票?部分があります。僕などはこれをクリックしたことはありませんが、こういう設問を載せたくなる気持がわかるような気がしてきました。