窓から外を見ると朱が目に入りました。カラスウリです。
カラスウリはなんとオスの株とメスの株があるのだそうです。もちろん実を付けるのはメスの株で、しかもイモのような根っこから毎年芽を出すのだそうです。実を漬け物にしたりもするようですが、観賞用なのでしょう。販売もされているようです。種が打ち出の小槌に似ているのでお守りにするだの、何気なく見ていましたがカラスウリにはカラスウリの世界があるようです。
調べてみると、カラスウリの受粉には「スズメガ」という長い吸い口を持つ蛾の仲間でないとダメなようです。僕の認識では羽根が透明なホバリングのできるハチドリみたいな蛾だったのですが、羽根が透明ではない「スズメガ」もいるようです。ホバリングに適している形なのでしょう。胴体が太く羽根は小さく後退角の大きいジェット戦闘機のような形をしています。
写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。
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カラスウリの友スズメガの幼虫も近くにいました
さらにキョロキョロしていると、カラスウリの友スズメガの幼虫も近くにいました!たった一匹で来年のカラスウリの受粉にスタンバイしているのでしょうか?半径5Mのカラスウリを中心とした小さな世界です。お互い助け合っているこのような世界がまわりにたくさんあるに違いありません。
いつのまにか秋になってます
カラスウリ写真を追加します2010/9/20
カラスウリ写真を追加します2010/9/22
カラスウリ写真を追加します2010/10/14