おはようございます。なんの裏付けもない全くの私見ですが、神社というものは日本におけるビジネスの基本になっているような気がしてなりません。古くからの神社が儀式や効能などをマニュアルにまとめ、研修を受けたものに同じ名前で神社を開かせて、ロイヤリティをいただく・・・つまり全国にフランチャイズ展開をしているわけです。お祭りを開けば、そこへ人が集まり、店がたって神社が回り回って潤う。なんだかネットのショッピングモールというか、経済そのものという感じです。ここで行われているのは、素鷲神社の神主さんがやってくる、八坂神社祭礼のわけですが、これなども、地方の百貨店がいろいろなブランドを扱っている、といったところなのでしょうか?
考えてみれば、会社の「社」や社会の「社」、坂本龍馬が作った日本で始めての商「社」だって亀山社中です。神社のやしろ「社」のもとに人が集い、経済活動をしていた名残なのではないでしょうか?どんなにかっこいい横文字の会「社」の名前をつけても、株式会「社」と、神社や古い日本の風習の名残(それともやっぱりまだ日本の中心?)がそこにあって、着飾った人の洋服にひからびて固くなった飯粒が付いているのを発見したような・・・ちょと「ふふふっ」と笑えちゃうような感じです。
前置きが長くなりました、「世話人の覚え書き(神輿出し、下準備)」からの続きです。2時からみんながやってくるので、それまでに買い物を済ませておきます。まずは準備、鳥居を飾る竹を切るのに、のこぎりや鉈を用意しておきます。
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それから去年の藁を持ってきてもらって、しめ縄飾り?を作ります。今はコンバインで米を収穫します。コンバインは米粒だけ取って、軸である藁のほうは細かく裁断してそのまま田んぼへ放出してしまうので(今は荒縄を作ったりしませんものね)、藁はわざわざ手で刈っておいた米からでなくては穫れません。小槌でたたいてシナシナにして、縄によっていくわけですがこれがなかなか難しい。スタートを足で踏んで抑えておき、テンションをかけながら二束にした藁を、手のひらでそれぞれ手前から奥に向かって捩り、向こうへ行ききったときに手先でひょいっとつかんで捻ってもどる(くりかえし)・・・口で言うのも難しいが、文章はさらに難しい。動画に撮ればよかったですが、忘れてしまいました。まずは見てください。
長くなるので続きます。