めったにに積もらない雪がこの季節に積もりました。冷たい雨が続き、寒いとは思っていましたが、ついに雪です。あれよあれよと言う間にボーボー降ってきました。
と思ったら、午後からは太陽が顔を出して、夕方には晴れわたって暖かくなりました。本当に変な天気です。そういえば、寄り合いなどに出ると天気の話がよく出てきますね。天気の話、種まきの時期の話、機械の操作のしかたの話・・・ありとあらゆる実践的ノウハウです。
僕はいつも忘れているのですが、みんな様々な専門家なのでとても詳しいのです。また、作物についてはもっとすごいです。「何だら温度」とか、「かんたら日照時間」とか・・・飲んだ話で出てくるとは思えない言葉です。みんなが知ってる当たり前の言葉のでしょうが、門外漢からするとびっくりかつ新鮮です。
そうそう!他にもびっくりしたのは、ミニマムアクセスとかウルグアイラウンドなんて言葉も・・・学校で習うような言葉ですが、それが自分の父親くらいの「おじいさん」といっても良いくらいの人の口から出てくるので油断なりません。こんな言葉も、ここでは体温のある言葉として使われているようです。
政治家の方々がどうして人の少ない農村にマメに顔を出すのか不思議に思っていましたが、こうやって、いつも自分に関わりのあることを科学、政治制度にわたって勉強しているからなのでしょうね。