今日は千葉県の伊藤産業機械さんのところで見せていただいた、オープンエアーで2シーター。2人乗りの超ユニークなトラクター、日の本JF1「撮りトラ」詳報です。
トラクターをギリギリまでクルマに近づける挑戦(成功したかどうかは何とも言えませんが・・・)日の本トラクターJF1のカタログスペックは、型式:JF1
駆動方式:4輪駆動
安全鑑定番号:901031
全長:2445mm
全幅:1230mm
軸距:1545mm
輪距(前輪):865mm
輪距(後輪):850mm
重量:865kg
エンジン形式:日の本 CS112 水冷4サイクル3気筒ディーゼルエンジン
総排気量:1126cc
出力/回転速度:18PS/2500rpm
使用燃料:ディーゼル軽油
燃料タンク容量:19L
タイヤ前輪:5-14 4PR タイヤ後輪:8-18 4PR
クラッチ方式:乾式単板
制動装置:湿式ディスクブレーキ
変速::前進9段後進3段
となっています。18馬力で、2人乗りで、畑仕事もこなすってすごいことですよね!仕事ぶりはどうだったのでしょう・・・
せっかくつないだので、見ていない方は動画をご覧ください
↑写真では表現できないユニークな乗り降り時のギミックがステキ!
安全鑑定番号は901031です。
登録は1984年でした。
写真がたくさんあるのに時間がありません。今日どこまで紹介できるかわかりませんが、時間まで頑張って載せたいと思います。
カタログにはトラクターに新世代誕生。ニューイメージトラクター。 今、トラクターの新たなる進歩が始まる。農業技術の発展をリードしてきた「日の本」が最新の技術をここに総結集。 従来の常識を飛び越えたトラクター「JF1」が生まれました。コンパクトでしかもファッショナブルなボディ。農用ながら乗用車なみの先進装備。そして、楽しさ広がる「我国初」の2シーター(2人乗用)と充実した内容で多様化する農作業にお応えしていきます。 運転席プラス助手席で機動力倍増。
とあります。トラクターで「ラク」というのはよく目にしましたが、「楽しさ」と表現しているのは目にしたことがありません。そのことをとってもこのトラクターが斬新だということを表しています。
動画から切り出して最近ブームの運輸省型式認定番号収集してみると、一部欠損していますが農1588のように見えます。
このあたりはまだ十分なデータが集まっていませんが、1982年、農1423のヤンマーYM4220Dや、農1455の三菱MT4201Dのあと、1990年で農1835の三菱MT205の前になります。
FRPでできたブワンブワンのボンネットを開けたところです。トラクターにしてはよ小幅が大きいので、比較的スペースに余裕があるように思えます。エンジンはフロントの車軸の後ろにマウントされていて、フロントミッドシップになっています。作業機も付けるし、前が軽すぎるような気がするのですが、どうなのでしょう・・・乗用車感覚で道路を走るにはこれでいいのかもしれませんが・・・
考えたら、トラクターで買物に行っても商品の置き場所がありませんよね?しかし、JF1は違います。乗用車ですからトランクがあるんです。これをトランクと呼んでいいのか?いいんです。
今までのトラクターになかった荷室なのですから。
同じくこれをグローブボックスと呼んでいいのか?という問題ですが、開口部は10cm×10cmくらいしかないですが、いいんです。
押し込めば十分グローブは入りますからね。
これも驚きました。フロントミッドシップだけに、運転席からオイルチェックできるんです。これはクルマにはなかった機能です。いつでも助手席のものがオイル量やその汚れをチェックできます。便利!
ヒューズボックスは見慣れた6角形。ユーシン精機型です。
ろくに仕事もしていないのになぜかやることがいろいろあって時間がありません。今日はこんなところで終わりにします。また明日!
この続きは気分次第で・・・それまで日の本JF1のカタログでも眺めていてください。
『ワインレッドの心・・・後にも先にもファッションがテーマのトラクターはこれだけ?日の本JF1「昔のカタログ」』
『80年代中頃はトラクターにとって激動の時代・・・日の本JF1「昔のカタログ」』
『快適さを追求した先進のコックピット・・・日の本JF1「昔のカタログ」』
【Short】イセキがBFREXというトラクターを出したらしい
フルクローラの代かき・ヤンマーYT472A+コバシ・サイバーハローTXV445
ロボットトラクターYANMAR YT4104A 真ん中だけ自動耕耘
代かきシーン収集2020 荒代かきの後の代かき後半
代かきシーン収集2020 荒代かきの後の代かき前半
あぜ塗り ヤンマーYT357+コバシRM752
プラウで越した田んぼが乾いたのでバーチカルハローを掛ける
レッドブルイベント、ボックスカートレースに、誰にも頼まれていないけど、米食推進運動「お米たべてー!」TEAMとして参加します。米離れの都会の人に「炭水化物ダイエット」もいいけど、保存も利くし、おいしいし、日本中どこでもできるし、そんな優秀な食料の生産場所が縮小するのは、災害など何かがあったときに困ると思う・・・と訴えたいんです。Facebookのアカウントを持っている人は、リンクを辿って「お米たべてー!」TEAMに投票をお願いしたいんです。誰が投票したかなどは少なくとも僕たちにはわからないようになってますのでよろしくお願いします!!
前回、「都会の人にはクラフト紙の米袋がピンとこなかった」という反省点を元に、誰もがひと目でわかる「おにぎり」「rice ball」で訴えてみようと思いました。北陸で地震がありましたけど、物資の輸送が止まっても保存の効く米は有効です。やっぱり、みんながお米を食べなくなって、田んぼがなくなってしまったら、非常時だって困ります。求む!投票!存在感を示したいっ!