教官の外周荒代掻きの続きです。田おこしのときと違って、まず外周、それから入口側から奥に向かって折り返していって、奥に突き当たったら、ハケ目の盛り上がった所を消しながら折り返して戻ってきて、最後に二周外周を回って出る・・・という段取りです。
書くのではわかりにくいので、またあとでアニメーションにしますね。
教官のお手本の続き 後に目がついてるんかなあ・・・
↑ 田んぼの境界ギリギリにドライブハローを通します。車両感覚が体に染み付いてるんだろうなあ(2分19秒)画面クリックでも再生します。
トラクターはひときわ目を引く大きな後輪と、申し訳程度に付いている小さな前輪の組み合せですが、なかなかどうしてこの小さな前輪を侮っちゃイケマセン。
前輪は後輪のジャマにならないようにリードしなければならない
真横まで切れるかと思われるようなハンドルの切れ角で何気なく曲がれる・・・そして、あんなタプタプ、グチャグチャの田んぼでフツーに作業できるのはきっとあの前輪のおかげなんです。(見ていたのは四駆のトラクターです)
単車だと大きな前輪と、それよりは小さい後輪の組み合せで、もちろん一駆です。大きく細めの前輪は、なるべく抵抗なく方向を決めて後輪を通すためのもので、この前輪が引っかかると全く前に進む事はできません。
この前輪が抵抗になると思った所に行かなかったり、前に進む事ができなくなったりします。トラクターのようにハンドルが切れたとしても、チュルチュル、グチャグチャのところではただのブレーキになってしまって、そのまままっすぐ行ってしまいます。
ところが、引っかかった前輪を誰かにちょっと手で回してもらえば、スルスルと思った所へ動く事ができます。つまり二駆ですね。(4輪車であれば四駆ですが・・・)トラクターはこの細い前輪を誰かに回してもらっているおかげで、あんなにフツーに作業できているわけです。
もちろんトラクターだってスタックするそうですけど、この走破力は本当にすごいです。・・・トラクターブログではないのだ・・・と言い聞かせ、宣言しつつも、それと裏腹な状態になってきてしまっています。ゴメンナサイ。