共栄社ホーネンスSG-3トラクター「撮りトラ」

エンジン部分。ベルトとプーリーがごちゃごちゃ付いていて複雑です。それだけでトラクターと書いてあることに納得してしまいます。

今日はhokkaidoujinさんに連れて行ってもらった私設博物館で見た、共栄社のホーネンスSG-3トラクター「撮りトラ」です。

歩行形トラクターは大抵倉庫とか狭いところに置いてある割には長さがあるので、全体が撮りにくい・・・部分写真でごめんなさい。

ホーネンスSG-3トラクターです。長くてスリムなのでこのように並べて置かれることが多いです。こうなるとほぼ全体の写真を撮るのが難しい・・・
ホーネンスSG-3トラクターです。長くてスリムなのでこのように並べて置かれることが多いです。こうなるとほぼ全体の写真を撮るのが難しい・・・

 

再塗装されたものだと思いますが、この銘板はよく保存されています。ステッカーではないところは古いものの予感です。ただ、農研機構のサイトで調べても、1976年以前のものなのでしょう・・・出てきません。
再塗装されたものだと思いますが、この銘板はよく保存されています。ステッカーではないところは古いものの予感です。ただ、農研機構のサイトで調べても、1976年以前のものなのでしょう・・・出てきません。

 

エンジン部分。ベルトとプーリーがごちゃごちゃ付いていて複雑です。それだけでトラクターと書いてあることに納得してしまいます。
エンジン部分。ベルトとプーリーがごちゃごちゃ付いていて複雑です。それだけでトラクターと書いてあることに納得してしまいます。

 

何か手がかりはないかとエンジン銘板部分を拡大してみます。◯◯油機関 PM形 と読めそう・・・
何か手がかりはないかとエンジン銘板部分を拡大してみます。◯◯油機関 PM形 と読めそう・・・

 

ホーネンストラクターは共栄社という1910年に創業された愛知県豊川市の会社が作っていました。こんなことを言っては失礼に当たってしまうそうですが、もちろんまだ現役の会社で、現在は主に芝刈り機を作っていました。茨城県ではカシマスタジアムで使われているそうですよ!
ホーネンストラクターは共栄社という1910年に創業された愛知県豊川市の会社が作っていました。こんなことを言っては失礼に当たってしまうそうですが、もちろんまだ現役の会社で、現在は主に芝刈り機を作っていました。茨城県ではカシマスタジアムで使われているそうですよ!

 

会社の沿革には、ホーネンス耕耘機の開発・・・という項目が1955年に載っています。写真はむき出しの荒々しい形ですが、よく見ると基本的には僕の見たものとカバーがあるかないかの違いであまり変わらないかもしれません。

いつのものかはっきりしませんが、1955年〜1976年の間に作られたものというのは間違いなさそうです。

 

ホーネンス、前にも見たのを思い出した!

 

以前Sさんのところで同じようなホーネンストラクターを見たことを思い出しました。これも部分写真だけで全体写真はありません。
以前Sさんのところで同じようなホーネンストラクターを見たことを思い出しました。これも部分写真だけで全体写真はありません。こちらのほうが少し新しそう・・・

 

ホーネンスってこう綴るのか・・・
ホーネンスってこう綴るのか・・・

 

このホーネンスはSL-6RAtぴうもののようです。 写真は共栄社という会社名が珍しくて撮ったのだと思います。ナントカ社という会社はきっと1900年代初頭に流行った社名なのでしょうね。
このホーネンスはSL-6RAtぴうもののようです。 写真は共栄社という会社名が気になって撮ったのだと思います。ナントカ社という会社はきっと1900年代初頭に流行った社名なのでしょうね。

 

シバウラ灯油機関KE-43形と書いてあります。
シバウラ灯油機関KE-43形と書いてあります。

 

これはそのSL-6RAのタイヤだったかな。
これはそのSL-6RAのタイヤだったかな。

 

ということはホーネンスSG-3トラクターはシバウラ灯油機関 PM形(PMの前にな似か文字が付くかもしれませんが)が載っていたんですね。

 

しかし、灯油機関の年式でもわかれば本体の年式の特定もできそうなんですが、シバウラ灯油機関PM形の年式をネットで探しても見つかりませんでした。

 

なかなか成果が上がりません。きょうはここまでです。また明日!