「新幹線と同じヒーロー ジョンディア・・・」の記事で考えたように、鉃道写真を撮影する「撮り鉄」をもじって、トラクターを撮影する「撮り虎」(迷惑はかけちゃいけないですけど・・・)を求む、撮り虎キャンペーンを超個人的に始めてみました。
とはいっても友達に写真を送ってもらうだけ、居ながらにして世界のトラクターを見ることができる楽々キャンペーンで何だか申し訳ないです。十分ネタが溜まってからと思っていたのですが、昨日送ってもらったのを見て急に書きたくなってしまったので始めちゃいます。
もし同じく「撮り虎」の方がいたら是非写真を送ってください!ここで紹介させていただきたいです。
送ってもらったのはこれ「蒸気トラクター」?
いや、ほとんどがエンジンというより「釜」ですね。蒸気圧を動力に変える部分はボイラーの上にちょこんと乗っているボルトだらけのイガイガ機械ですもん。ガソリンエンジンだったらこの大きさで足りちゃうということなんでしょうねえ。水と石炭を動力にするのとガソリンを動力にするのの違いが大きさだけでもわかります。
この写真はチリ、パタゴニアはプンタアレナスにある、1969年に作られ、1880年から1950年までの植民地時代の開拓の歴史を納めるパタゴニア博物館というところで撮られたものだそうです。
う〜ん・・・開拓の歴史は動力の歴史。モノを移動するにも運ぶにも、土を耕すにも根っこを掘り出すにも、穀物をふるうのにも粉にするにも、動力は欠かせないものだったに違いありません。
この博物館、ちらっと調べてみた限りでは大学の研究機関の一部みたいでこんなのを見つけました。
鉄車輪に美しく繊細なスポーク。石炭と水と巨大な釜に場所を取られてしまって小さな居住スペース。機械の要求で色々アンバランスな感じです。
そしてなんと現在も動くものがあるみたいです!大きなその体からは想像もつきませんが意外と音は静かでそこもアンバランス。
大きいのに静か!
こんなのも見つけてしまった!
ちゃんと動くんだ
これ見てると蒸気圧をかけて弾み車を回し、それにクラッチを繋いで実際に動く感じですねえ。今日は時間切れ・・・これでおしまいです。