タゲリはとってもきれいな渡り鳥

タゲリ 深みがかった緑の黒、それに虹色の色味が混じっています。ちょうどクジャクみたいな感じ。
タゲリ 深みがかった緑の黒、それに虹色の色味が混じっています。ちょうどクジャクみたいな感じ。

先日Mさんが「エトピリカじゃなくて・・・」と言っていた鳥は調べてみるとタゲリという千鳥の仲間で、どういう意味なのかはわかりませんが「田鳧」という難しい漢字を書く鳥でした。

ウィキペディアによると

全長31.5cm。背面は光沢のある暗緑色、腹面は白い羽毛で覆われる。
頭部には黒い冠羽が発達する。頸部には黒い首輪状の斑紋が入る。

河川、湿地、干潟、水田等に生息する。冬季は小規模な群れを形成し生活する。見通しのよい開けた場所におり、警戒心が強い。
食性は動物食で、昆虫類、節足動物、ミミズ等を食べる。
繁殖形態は卵生。繁殖期にはペア毎に縄張りを形成するが、緩く集団営巣することもある。地面に窪みを掘り枯草を敷いた巣に、3-7月に1回に4個の卵を産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は25-34日。雛は生後29-42日程で飛翔できるようになり独立する。
「ミュー ミュー」とネコのような声で鳴く。この鳴き声から、英語で「Pee Wee」という別名がある。

夏季にユーラアシア大陸で繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部等で越冬する。日本には冬季に越冬のため本州に飛来する(冬鳥)が、中部地方や関東地方北部で繁殖した記録もある。

渡り鳥だったんですね。この鳥には今年初めて気がつきました。何もないと思われた冬の田んぼにも何かしらの発見はあるものです。

タゲリ 背筋をピッと伸ばしてトコトコ
タゲリ 背筋をピッと伸ばしてトコトコ

少しずつ近づくとその分トコトコ歩いて離れていってしまう感じで、常に背中しか見られない感じです。子供と一緒に見たのですが、次の日学校から帰ってきて「羽根の真ん中が虹色できれいなんだよ」と言っていました。

タゲリ
少し近づくとまたトコトコ
タゲリ きれいだなあ 大きさは鳩くらいです
タゲリ きれいだなあ 大きさは鳩くらいです
タゲリ
大きさは鳩くらいですが、翼長は渡り鳥らしくずっとずっと長く、羽の先っちょに白い帯があるように思えます。

おなかはまんまるで真っ白、ピッと高く上がった黒い飾り羽根、尻尾下面は三角に茶色です。でもなによりもフリーメイソンのマークみたいな目が印象的・・・巨大な目かと思ったらこれは模様でした。なかなか思いきったお化粧をしていたようです。そんな化粧をしなくてもお目めぱっちり、つぶらな瞳の美人さんです。

タゲリ 化粧は濃いです
タゲリ 化粧は濃いです

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